MozillaZine.jp

Mozilla 関連情報の提供、啓蒙活動を行っているオンラインマガジン「MozillaZine」の日本語訳を提供しています。
リリース版 |    Firefox 146.0 ESR 140.6.0 / 115.31.0 Android 版 146.0 Android Focus 146.0 iOS 版 146.0 iOS Focus 143.0 |    Thunderbird 146.0 / 140.6.0esr Android 版 13.0 | SeaMonkey 2.53.22 |
プレビュー版 | Firefox Nightly Developer Edition Beta Android Nightly Beta | Thunderbird Daily Beta Android Beta | SeaMonkey Beta |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android 版 Firefox | iOS 版 Firefox | Android 版 Thunderbird

Firefox 45.0.2、Firefox for Android 45.0.2 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2016 年 4 月 11 日、バージョン 45.0.1 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Firefox 45.0.2 および Firefox for Android 45.0.2 をリリースした。延長サポート版 である Firefox ESR においてもこれに対応する Firefox ESR 45.0.2 がリリースされている。

修正
サードパーティ Cookie ブロック時に Cookie ヘッダが適切に送信されないことがある問題を修正 (Bug 1257861)
修正
img 要素の srcset 属性に関する Web 互換性のリグレッションを修正 (Bug 1259482)
修正
Media Source Extension を使った動画再生時のクラッシュを修正 (Bug 1258562)
修正
特定のアップロードに関するリグレッションを修正 (Bug 1255735)
修正
Thunderbird など一部 Gecko アプリケーションの旧バージョンとのコピー&貼り付けに関するリグレッションを修正 (デスクトップ版のみ、Bug 1254980)

Firefox 45.0.2 についての一般的な情報はリリースノートを参照されたい。

Firefox 45.0.2 は Windows, Mac, Linux, Android 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。また、Windows、Mac OS X、Linux 版の既存の Firefox ユーザには自動アップデート経由で、Android 版 ユーザには Google Play ストア経由でアップデートが提供されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
デスクトップ版, Android 版
リリースノート:
デスクトップ版, Android 版
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox 45.0.2 (英語)

Firefox for iOS 3.0 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2016 年 3 月 30 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox for iOS のメジャーアップデート版である Firefox for iOS 3.0 をリリースした。

Firefox for iOS 3.0 での新機能や改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
Apple Map や Twitter のようなアプリを起動するリンクの処理が向上
新機能
新規タブ画面に標準で表示されるタイルを削除できるようになった
新機能
新規ユーザには Alexa のトップ 5 サイトが新規タブ画面に表示されるようになった
新機能
インラインへの入力時の自動補完対象に、標準のドメインが含まれるようになった
新機能
パスワードマネージャが、Touch ID / パスコードに対応
新機能
オランダ語 [da] がロケールに追加

Firefox for iOS 3.0 に関する一般的な情報は リリースノート を参照されたい。

アップデート及びシステム要件

Firefox for iOS 3.0 は App Store よりダウンロード可能となっている。
Firefox for iOS 3.0 の利用には iOS 8.2 以降が必要となっている。詳細は、システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
Mozilla Japan, App Store
リリースノート:
Firefox for iOS 3.0 リリースノート

Thunderbird 38.7.2 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2016 年 4 月 4 日、Thunderbird 38.7.1 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Thunderbird 38.7.2 をリリースした。

Thunderbird 38.7.2 での改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

変更
フォントシェイピングライブラリである Graphite を利用しなくなった

Thunderbird 38.7.2 についての一般的な情報は Thunderbird 38.7.2 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 38.7.2 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、ウェブサイト よりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 38.7.2 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 38.7.2 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
Mozilla Japan
リリースノート:
Thunderbird 38.7.2 リリースノート
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Thunderbird 38.7.1 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2016 年 3 月 25 日、Thunderbird 38.7.0 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Thunderbird 38.7.1 をリリースした。

Thunderbird 38.7.1 での改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

変更
フォントシェイピングライブラリである Graphite を利用しなくなった

Thunderbird 38.7.1 についての一般的な情報は Thunderbird 38.7.1 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 38.7.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、ウェブサイト よりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 38.7.1 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 38.7.1 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
Mozilla Japan
リリースノート:
Thunderbird 38.7.1 リリースノート
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox for Android 45.0.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2016 年 3 月 16 日、Firefox for Android 45.0 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Firefox for Android 45.0.1 をリリースした。

修正
いくつかのデバイスにおいて WebGL を再サポート (Bug 1256371)
変更
フォントシェイピングライブラリである Graphite を利用しなくなった

Firefox for Android 45.0.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を参照いただきたい。

Firefox for Android 45.0.1 は、Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Google Play, Mozilla Japan
リリースノート:
Firefox for Android 45.0.1 リリースノート
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 45.0.1 (英語)

Firefox 45.0.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2016 年 3 月 16 日、Firefox 45.0 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Firefox 45.0.1 をリリースした。延長サポート版 である Firefox ESR においてもこれに対応する Firefox ESR 45.0.1 および ESR 38.7.1 がリリースされている。

修正
Youtube のような巨大なリストを持つサイトの表示性能に影響する、潜在的な不具合を修正 (Bug 1220502)
修正
いくつかの場合において、検索エンジンの設定の消失を引き起こす不具合を修正 (Bug 1254694)
修正
IBM iNote に関する不具合を修正するため、外部の jar ファイルの読み込みを許可するようになった (Bug 1255139)
修正
<import>が利用されている場合、XSLTProcessor.importStyleSheet が失敗する不具合を修正 (Bug 1249572)
修正
検索エンジンプロバイダのリストが空になる不具合を修正 (Bug 1255605)
修正
ロケーションバー利用時におきる不具合を修正 (Bug 1254503)
修正
「サードパーティ Cookie の保存」に「常に拒否」が設定されている場合、ページロードに関して発生することのある、いくつかの問題を修正 (Bug 1254856)
変更
フォントシェイピングライブラリである Graphite を利用しなくなった

Firefox 45.0.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を参照いただきたい。

Firefox 45.0.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。また、Windows、Mac OS X、Linux 版の既存の Firefox ユーザには自動アップデート経由でアップデートが提供されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
Mozilla Japan
リリースノート:
Firefox 45.0.1 リリースノート
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox 45.0.1 (英語)

SeaMonkey 2.40 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2016 年 3 月 14 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のメジャーアップデート版である SeaMonkey 2.40 をリリースした。

SeaMonkey 2.40 は Firefox 43 と同じレンダリングエンジン Gecko 43 を搭載しており、バックエンドも Firefox 43/Thunderbird 43 Beta 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Chatzilla、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。

また MozillaWiki によれば、SeaMonkey 2.40 に続けて本月中に SeaMonkey 2.42 のリリースが予定されている (SeaMonkey 2.41 はスキップ)。SeaMonkey 2.42 は Firefox 45/Thunderbird 45 と同じバックエンドとなる見込みである。

新機能及び改良点

本項執筆時点で、新機能および改良点の詳細は公開されていない。

セキュリティ修正

本項執筆時点で、新機能および改良点の詳細は公開されていない。

SeaMonkey 2.40 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 26 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。既存の SeaMonkey ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.40
リリースノート:
Release notes

Thunderbird 38.7.0 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2016 年 3 月 14 日、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird 38.7.0 をリリースした。

Thunderbird 38.7.0 での改良点、セキュリティ修正は次のとおり。

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 10 件、重要度区分において 最高 6 件、 3 件、 1 件が修正されている。

MFSA 2016-37
Graphite 2 ライブラリにおけるフォント脆弱性
MFSA 2016-35
NSS における ASN.1 デコード中のバッファオーバーフロー
MFSA 2016-34
HTML パーサにおけるメモリ割り当て失敗後の境界外読み取り
MFSA 2016-31
悪意のある NPAPI プラグインによるメモリ破壊
MFSA 2016-27
XML 変換中の解放後使用
MFSA 2016-24
SetBody における解放後使用
MFSA 2016-23
HTML5 文字列パーサにおける解放後使用
MFSA 2016-20
MP4 処理中に配列を削除した際の libstagefright におけるメモリリーク
MFSA 2016-17
CSP レポートを通じたローカルファイルの上書きと潜在的な特権昇格
MFSA 2016-16
様々なメモリ安全性の問題 (rv:45.0 / rv:38.7)

Thunderbird 38.7.0 で修正された全ての問題は bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 38.7.0 についての一般的な情報は Thunderbird 38.7.0 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 38.7.0 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、ウェブサイト よりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 38.7.0 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 38.7.0 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
Mozilla Japan
リリースノート:
Thunderbird 38.7.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
Thunderbird 38.7 で修正済み
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox for Android 45 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2016 年 3 月 8 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む Android 向け Firefox のメジャーアップデート版である Firefox for Android 45.0 をリリースした。

Firefox for Android 45.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
設定に「タップして画像を表示」の項目 を追加 (ダウンロードして表示する画像を選択できるようになり、データ転送量を抑制できる)
新機能
Android Honeycomb で、当該バージョンのサポート終了の通知が表示されるようになった
新機能
カメラとマイクの共有を on/off するための項目が、家族向けのブラウジングの管理画面に追加
新機能
about:config から network.dns.blockDotOnion を設定することで、.onion ドメインのサイトをブロックできるようになった
修正
Unicode で書かれた国際化ドメイン名 (IDN) を含む URL が適切にリダイレクトされるようになった
変更
Web から選択した文字列を共有する場合、URL がその中に含まれなくなった
変更
設定画面をより使いやすく再構成
変更
トーストをスナックバー で置き換え
変更
タブレットの制限付きプロファイルで利用する場合の管理画面を、家族でも使いやすいようにシンプルなものに変更
HTML5
ES6 の class 構文 が利用できるようになった
HTML5
meta タグで、適用するコンテントセキュリティポリシー (CSP) を指定できるようになった

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 22 件、重要度区分において 最高 8 件、 7 件、 6 件、 1 件が修正されている。

MFSA 2016-38
Graphite 2 ライブラリにおける悪意のあるフォントによる境界外書き込み
MFSA 2016-37
Graphite 2 ライブラリにおけるフォント脆弱性
MFSA 2016-36
NSS における DER エンコード使用キー処理中の解放後使用
MFSA 2016-35
NSS における ASN.1 デコード中のバッファオーバーフロー
MFSA 2016-34
HTML パーサにおけるメモリ割り当て失敗後の境界外読み取り
MFSA 2016-33
WebRTC の GetStaticInstance における解放後使用
MFSA 2016-32
コード監査を通じて発見された WebRTC と LibVPX における脆弱性
MFSA 2016-31
悪意のある NPAPI プラグインによるメモリ破壊
MFSA 2016-30
Brotli 解凍におけるバッファオーバーフロー
MFSA 2016-29
perfomance.getEntries とセッション復元による履歴遷移を用いた同一オリジンポリシー違反
MFSA 2016-28
履歴遷移と Location プロトコルプロパティを通じたロケーションバー偽装
MFSA 2016-27
XML 変換中の解放後使用
MFSA 2016-26
FileReader による読み取り中にファイルを変更した際のメモリ破壊
MFSA 2016-25
複数の WebRTC データチャンネルを使用した際の解放後使用
MFSA 2016-24
SetBody における解放後使用
MFSA 2016-23
HTML5 文字列パーサにおける解放後使用
MFSA 2016-22
Service Worker Manager における境界外読み取り
MFSA 2016-21
表示されているページのアドレスが上書きされてしまう問題
MFSA 2016-20
MP4 処理中に配列を削除した際の libstagefright におけるメモリリーク
MFSA 2016-19
Intel ドライバによる Linux 上のビデオメモリ DOS
MFSA 2016-18
CSP レポートが埋め込み iframe ページの URL 情報を除去できていない
MFSA 2016-17
CSP レポートを通じたローカルファイルの上書きと潜在的な特権昇格
MFSA 2016-16
様々なメモリ安全性の問題 (rv:45.0 / rv:38.7)

Firefox for Android 45.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、Firefox for Android 45.0 についての一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照されたい。

Firefox for Android 45.0 は Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Mozilla Japan, Google Play
リリースノート:
Firefox for Android 45.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
Firefox 45 で修正済み
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 45.0 (英語)

Firefox 45 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2016 年 3 月 8 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 45.0 をリリースした。延長サポート版 である Firefox ESR もバージョン 45.0 にアップデートされている (ESR 38.7.0 も継続してリリースされている)。

Firefox 45.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
Hello でタブを簡単に共有できるようになった
新機能
URL 入力欄から検索を行う際に、他の端末から Firefox アカウント経由で 同期されたタブ も表示されるようになった
新機能
「同期されたタブ」ボタン の追加
新機能
about:config から network.dns.blockDotOnion を設定することで、.onion ドメインのサイトをブロックできるようになった
新機能
グアラニー語 [gn] がロケールに追加
修正
Unicode で書かれた国際化ドメイン名 (IDN) を含む URL が適切にリダイレクトされるようになった
変更
タブグループ (Panorama) が削除された
開発者
ログに出力されたオブジェクトで右クリックすると、ページ内のグローバル変数として参照できるようになった
開発者
メモリツールでスナップショットの表示時に、フィルタを設定 できるようになった
開発者
再生レートを変更してアニメーションの再生を調整する機能をアニメーションインスペクタに追加
開発者
ネットワークモニタのタイムライン に、DOMContentLoaded と load イベントが表示されるようになった
開発者
ネットワークモニタで表示をフィルタする際に、除外する URL を指定できる ようになった
開発者
メモリーツールに、ヒープのスナップショットを比較する機能 を追加
開発者
サブフレームを含むページ内のコンテンツを、インスペクタから検索できるようになった
開発者
アニメーションインスペクタのタイムライン上でアニメーションをクリックすると、アニメーションしている属性とキーフレームがリスト表示される ようになった
HTML5
プログレッシブ Web アプリ を構成する Push API が利用できるようになった
HTML5
meta タグで、適用するコンテントセキュリティポリシー (CSP) を指定できるようになった
HTML5
Web Speech の音声合成 API が利用できるようになった
HTML5
ES6 の class 構文 が利用できるようになった

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 22 件、重要度区分において 最高 9 件、 7 件、 6 件、 1 件が修正されている。

MFSA 2016-38
Graphite 2 ライブラリにおける悪意のあるフォントによる境界外書き込み
MFSA 2016-37
Graphite 2 ライブラリにおけるフォント脆弱性
MFSA 2016-36
NSS における DER エンコード使用キー処理中の解放後使用
MFSA 2016-35
NSS における ASN.1 デコード中のバッファオーバーフロー
MFSA 2016-34
HTML パーサにおけるメモリ割り当て失敗後の境界外読み取り
MFSA 2016-33
WebRTC の GetStaticInstance における解放後使用
MFSA 2016-32
コード監査を通じて発見された WebRTC と LibVPX における脆弱性
MFSA 2016-31
悪意のある NPAPI プラグインによるメモリ破壊
MFSA 2016-30
Brotli 解凍におけるバッファオーバーフロー
MFSA 2016-29
perfomance.getEntries とセッション復元による履歴遷移を用いた同一オリジンポリシー違反
MFSA 2016-28
履歴遷移と Location プロトコルプロパティを通じたロケーションバー偽装
MFSA 2016-27
XML 変換中の解放後使用
MFSA 2016-26
FileReader による読み取り中にファイルを変更した際のメモリ破壊
MFSA 2016-25
複数の WebRTC データチャンネルを使用した際の解放後使用
MFSA 2016-24
SetBody における解放後使用
MFSA 2016-23
HTML5 文字列パーサにおける解放後使用
MFSA 2016-22
Service Worker Manager における境界外読み取り
MFSA 2016-21
表示されているページのアドレスが上書きされてしまう問題
MFSA 2016-20
MP4 処理中に配列を削除した際の libstagefright におけるメモリリーク
MFSA 2016-19
Intel ドライバによる Linux 上のビデオメモリ DOS
MFSA 2016-18
CSP レポートが埋め込み iframe ページの URL 情報を除去できていない
MFSA 2016-17
CSP レポートを通じたローカルファイルの上書きと潜在的な特権昇格
MFSA 2016-16
様々なメモリ安全性の問題 (rv:45.0 / rv:38.7)

既知の問題

未解決
Windows 8 および Windows 8.1 におけるスクリーンキーボードのサポートを、一時的に停止している

Firefox 45.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照されたい。

アップデート及びシステム要件

Firefox 45.0 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 45.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 45 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
45.0, ESR 45.0, 38.7.0
リリースノート:
45.0, ESR 45.0, ESR 38.7.0
セキュリティアドバイザリ:
45.0, ESR 45.0, ESR 38.7.0
修正されたバグ:
45.0, ESR 45.0, ESR 38.7.0 (英語)