Mozilla は米国時間 2013 年 10 月 29 日、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird のアップデートである Thunderbird 24.1 をリリースした。このバージョンから ESR のバージョン規則が変更された ため、バージョン番号が 24.0.2 ではなく 24.1 となっている。延長サポート版 17 系列の最終版である ESR 17.0.10 も同時にリリースされている。
Thunderbird 24.1 での新機能や改良点、セキュリティ修正は次のとおり。
新機能及び改良点
- 変更
- 署名が可読性を失うほど白に近い灰色で表示される問題を修正 (Bug 917906)
- 変更
- メールに返信時に、自動 CC が動作しない場合がある問題を修正 (Bug 917231)
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 9 件。重要度区分において最高 5 件、高 2 件、中 2 件が修正されている。
- MFSA 2013-102
- HTML ドキュメントテンプレートにおける解放後使用
- MFSA 2013-101
- ワーカーにおけるメモリ破壊
- MFSA 2013-100
- ASAN ファジングを通じて発見された様々な解放後使用問題
- MFSA 2013-98
- オフラインキャッシュ更新時の解放後使用
- MFSA 2013-97
- 画像デコード時の循環回収されたオブジェクトへの書き込み
- MFSA 2013-96
- 一部の JavaScript 関数における不適切なメモリ初期化とオーバーフロー
- MFSA 2013-95
- XSLT と未初期化データによるアクセス違反
- MFSA 2013-94
- SELECT 要素を用いたロケーションバー偽装
- MFSA 2013-93
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:25.0 / rv:24.1 / rv:17.0.10)
Thunderbird 24.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。
その他、Thunderbird 24.1 についての一般的な情報は Thunderbird 24.1 リリースノート を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Thunderbird 24.1 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 無料メールクライアント Thunderbird – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Thunderbird メニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 24.1 では、Windows 2000 および XP SP1 以前 への対応が打ち切りとなっている ほか、Intel Mac 環境での Mac OS X v10.5 (Leopard) への対応が打ち切りとなっている。詳細は 。詳細は Thunderbird 24.1 システム要件 を参照されたい。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Thunderbird 24.1 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Thunderbird 24.1 で修正
- Thunderbird 24.1 で修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)
カテゴリ: MozillaZine, Thunderbird, リリース情報 | コメントなし
投稿日時:2013/10/31 木曜日 - 04:22:36 投稿者:Cai
Mozilla は米国時間 2013 年 10 月 29 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 25.0 をリリースした。延長サポート版 である Firefox ESR もバージョン 24.1 (ESR のバージョン規則が変更された ため 24.0.1 ではなく 24.1 となった) および 17.0.10 (ESR 17 系統はこれが最終版) も同時にリリースされている。
Firefox 25.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正は次のとおり。
新機能及び改良点
- 新機能
- Web Audio をサポート
- 新機能
- 検索バーがタブ間で共有されないようになった
- 変更
- 前回起動時からひと月以上間が空いている場合、他のブラウザから履歴や設定を読み込むかどうかを尋ねるようになった
- 変更
- リセットしてもセッション情報が保持されるようになった
- 開発者
- CSS3 の background-attachment:local を実装
- 開発者
- ECMAScript 6 の関数 の多くを実装
- HTML5
- iframe の srcdoc 属性に対する処理が実装され、インラインフレーム内に埋め込める ようになった
- 修正
- 新しくタブを開いたときにページのサムネイルが表示されない、もしくは空欄になる不具合を修正
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 10 件。重要度区分において最高 5 件、高 3 件、中 2 件が修正されている。
- MFSA 2013-102
- HTML ドキュメントテンプレートにおける解放後使用
- MFSA 2013-101
- ワーカーにおけるメモリ破壊
- MFSA 2013-100
- ASAN ファジングを通じて発見された様々な解放後使用問題
- MFSA 2013-99
- iframe を使った PDF.js のセキュリティ制限回避
- MFSA 2013-98
- オフラインキャッシュ更新時の解放後使用
- MFSA 2013-97
- 画像デコード時の循環回収されたオブジェクトへの書き込み
- MFSA 2013-96
- 一部の JavaScript 関数における不適切なメモリ初期化とオーバーフロー
- MFSA 2013-95
- XSLT と未初期化データによるアクセス違反
- MFSA 2013-94
- SELECT 要素を用いたロケーションバー偽装
- MFSA 2013-93
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:25.0 / rv:24.1 / rv:17.0.10)
Firefox 25.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。
その他、Firefox 25.0 についての一般的な情報は Firefox 25.0 リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Firefox 25.0 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 25.0 では、Windows 2000 および XP SP1 以前 への対応が打ち切りとなっている ほか、Intel Mac 環境での Mac OS X v10.5 (Leopard) への対応が打ち切りとなっている。詳細は 。詳細は Firefox 25.0 システム要件 を参照されたい。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Firefox 25.0 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Firefox 25 で修正済み
- Firefox 25.0 で修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)
カテゴリ: Firefox, MozillaZine, リリース情報 | コメントなし
投稿日時: - 04:22:17 投稿者:Cai
Mozilla は米国時間 2013 年 10 月 29 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む Android 向け Firefox のメジャーアップデート版である Firefox for Android 25.0 をリリースした。
Firefox for Android 25.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正は次のとおり。
新機能及び改良点
- 新機能
- Web Audio をサポート
- 新機能
- スマートフォンを貸した時に利用してもらうための、ゲストブラウジング機能を追加
- 新機能
- 混合コンテンツをブロックするようになった (中間者攻撃や HTTPS 通信を利用するページの盗聴を防止)
- 新機能
- アドオンがアドレスバーにアイコンを表示できるようになった
- 変更
- ルーマニア、アイルランド、ウクライナの各ロケールを追加
- 開発者
- デスクトップ版 Firefox からのリモートデバッグを有効にする項目を設定に追加
- 開発者
- CSS3 の background-attachment:local を実装
- 開発者
- ECMAScript 6 の関数 の多くを実装
- HTML5
- iframe の srcdoc 属性に対する処理が実装され、インラインフレーム内に埋め込める ようになった
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 10 件。重要度区分において最高 5 件、高 3 件、中 2 件が修正されている。
- MFSA 2013-102
- HTML ドキュメントテンプレートにおける解放後使用
- MFSA 2013-101
- ワーカーにおけるメモリ破壊
- MFSA 2013-100
- ASAN ファジングを通じて発見された様々な解放後使用問題
- MFSA 2013-99
- iframe を使った PDF.js のセキュリティ制限回避
- MFSA 2013-98
- オフラインキャッシュ更新時の解放後使用
- MFSA 2013-97
- 画像デコード時の循環回収されたオブジェクトへの書き込み
- MFSA 2013-96
- 一部の JavaScript 関数における不適切なメモリ初期化とオーバーフロー
- MFSA 2013-95
- XSLT と未初期化データによるアクセス違反
- MFSA 2013-94
- SELECT 要素を用いたロケーションバー偽装
- MFSA 2013-93
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:25.0 / rv:24.1 / rv:17.0.10)
Firefox for Android 25.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。
その他、Firefox for Android 25.0 についての一般的な情報は Firefox for Android 25.0 リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照いただきたい。
Firefox for Android 25.0 は、Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザにはGoogle Play 経由でアップデートが提供される。
- ダウンロード:
- Google Play, Mozilla Japan
- リリースノート:
- Firefox for Android 25.0 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Firefox 25 で修正済み
- Firefox for Android 25.0 で修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)
カテゴリ: Firefox for Android, MozillaZine, リリース情報 | コメントなし
投稿日時: - 04:21:55 投稿者:Cai
Mozilla は米国時間 2013 年 10 月 11 日、複数の問題を修正した Thunderbird 24.0.1 をリリースした。
このアップデートではセキュリティ問題の修正は行われていない。
- 修正
- メール編集時のスペルチェック機能をオフにできない不具合を修正
- 修正
- ニュースグループ購読ダイアログ表示時にクラッシュする場合がある不具合を修正
- 修正
- 表示色のコントラストに関する問題を修正
Thunderbird 24.0.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は Thunderbird 24.0.1 リリースノート を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Thunderbird 24.0.1 は Windows、Mac OS X、Linux 版の既存の Thunderbird ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、手動でアップデートすることも可能だ。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Thunderbird 24.0.1 リリースノート
- 修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)
カテゴリ: MozillaZine, Thunderbird, リリース情報 | コメントなし
投稿日時:2013/10/12 土曜日 - 22:35:02 投稿者:Cai
Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2013 年 9 月 17 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のメジャーアップデート版である SeaMonkey 2.21 をリリースした。
SeaMonkey 2.21 は Firefox 24 と同じレンダリングエンジン Gecko 24 を搭載しており、バックエンドも Firefox 24 / Thunderbird 24 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Chatzilla、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。
SeaMonkey 2.21 での新機能や改良点、セキュリティ修正は次のとおり。
新機能及び改良点
- SeaMonkey
- メールを受信日によってスレッド化するオプションの実装
- SeaMonkey
- ニュースグループへの投稿を削除機能を既定で有効化
- SeaMonkey
- タスクバーへのタブのプレビューの表示機能の実装
- SeaMonkey
- デスクトップ通知機能をサポート
- SeaMonkey
- 優先度による検索において、条件として「が次と異なる」を追加
- 新機能
- Mac OS X 10.7 以降で採用された新しいスクロールバーをサポート
- 変更
- ピン留めされたタブがアクセシビリティ面で改善された (Bug 577727)
- 開発者
- 画像のタイリングとスケーリングに関してSVGの描画性能が大幅に向上 (Bug 600207)
- 開発者
- プロファイルディレクトリ、もしくはアプリケーションディレクトリにあるシャーロックファイルをサポートしなくなった
- 開発者
- W3C touch event の無効化
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 14 件。重要度区分において最高 7 件、高 3 件、中 4 件が修正されている。
- MFSA 2013-92
- 既定コンパートメントとフレームチェーン復元による GC 問題
- MFSA 2013-91
- DOM プロキシ上のユーザ定義プロパティによって誤った this オブジェクトが取得される
- MFSA 2013-90
- スクロールに関するメモリ破壊
- MFSA 2013-89
- マルチカラム、リスト、フロートによるバッファオーバーフロー
- MFSA 2013-88
- XBL 製ノードの再配置によるコンパートメント不一致
- MFSA 2013-85
- IonMonkey における未初期化データ
- MFSA 2013-83
- Mozilla Updater が署名検証後に MAR ファイルをロックしない
- MFSA 2013-82
- 新しい JavaScript オブジェクトの呼び出しスコープによるメモリ破壊
- MFSA 2013-81
- select 要素による解放後使用
- MFSA 2013-80
- NativeKey がウィジェット破棄後もキーメッセージの処理を続ける
- MFSA 2013-79
- Animation Manager におけるスタイルシート複製時の解放後使用
- MFSA 2013-78
- ANGLE ライブラリにおける整数オーバーフロー
- MFSA 2013-77
- HTML5 Tree Builder におけるテンプレート使用時の不適切な状態
- MFSA 2013-76
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:24.0 / rv:17.0.9)
SeaMonkey 2.21 での修正は New Features and Fixes を、既知の問題は Known Issues を、SeaMonkey 2.21 についての一般的な情報は SeaMonkey 2.21 Release Notes を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
SeaMonkey 2.21 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 26 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。既存の SeaMonkey ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、手動でアップデートすることも可能だ。
- ダウンロード:
- SeaMonkey® Project
- リリースノート:
- SeaMonkey 2.21 Release Note
- セキュリティアドバイザリ:
- SeaMonkey 2.21 で修正
- 修正されたバグ:
- New Features and Fixes (英語)
カテゴリ: MozillaZine, SeaMonkey, リリース情報 | コメントなし
投稿日時:2013/09/19 木曜日 - 19:48:43 投稿者:Cai
Mozilla は米国時間 2013 年 9 月 17 日、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird のメジャーアップデート版である Thunderbird 24 をリリースした。このバージョンより、延長サポート版 (ESR) は通常版へ統合された (ESR 17.0.9 も継続してリリースされている)。
Thunderbird 24 での新機能や改良点、セキュリティ修正は次のとおり。
新機能及び改良点
- 新機能
- メールをスレッド単位で無視できるようになった
- 新機能
- IDN に基づくメールアドレスにメールを送れるようになった
- 新機能
- 編集ウィンドウにズーム機能が実装された
- 変更
- 編集ウィンドウでの、ctrl/cmd + と ctrl/cmd – の振る舞いが変更された。従来はフォントサイズを変更していたが、拡大率を変更するようになった
- 変更
- Twitter のサイト同様、ツイートへの返信はすべてのユーザに対して送られるようになった
- 修正
- フィルタリストダイアログの操作性が向上
- 修正
- チャットで言及されたユーザの名前がハイライトされるようになった
- 修正
- IRCでの長いメッセージが分割されて送信され、省略されなくなった
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 13 件。重要度区分において最高 6 件、高 3 件、中 4 件が修正されている。
- MFSA 2013-92
- 既定コンパートメントとフレームチェーン復元による GC 問題
- MFSA 2013-91
- DOM プロキシ上のユーザ定義プロパティによって誤った this オブジェクトが取得される
- MFSA 2013-90
- スクロールに関するメモリ破壊
- MFSA 2013-89
- マルチカラム、リスト、フロートによるバッファオーバーフロー
- MFSA 2013-88
- XBL 製ノードの再配置によるコンパートメント不一致
- MFSA 2013-85
- IonMonkey における未初期化データ
- MFSA 2013-83
- Mozilla Updater が署名検証後に MAR ファイルをロックしない
- MFSA 2013-82
- 新しい JavaScript オブジェクトの呼び出しスコープによるメモリ破壊
- MFSA 2013-81
- select 要素による解放後使用
- MFSA 2013-80
- NativeKey がウィジェット破棄後もキーメッセージの処理を続ける
- MFSA 2013-79
- Animation Manager におけるスタイルシート複製時の解放後使用
- MFSA 2013-77
- HTML5 Tree Builder におけるテンプレート使用時の不適切な状態
- MFSA 2013-76
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:24.0 / rv:17.0.9)
Thunderbird 24 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。
その他、Thunderbird 24 についての一般的な情報は Thunderbird 24 リリースノート を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Thunderbird 24 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 無料メールクライアント Thunderbird – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Thunderbird メニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 24 では、Windows 2000 および XP SP1 以前 への対応が打ち切りとなっている ほか、Intel Mac 環境での Mac OS X v10.5 (Leopard) への対応が打ち切りとなっている。詳細は 。詳細は Thunderbird 24 システム要件 を参照されたい。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Thunderbird 24 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Thunderbird 24.0 で修正
- Thunderbird 24 で修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)
カテゴリ: MozillaZine, Thunderbird, リリース情報 | コメントなし
投稿日時: - 19:47:35 投稿者:Cai
Mozilla は米国時間 2013 年 9 月 17 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む Android 向け Firefox のメジャーアップデート版である Firefox for Android 24 をリリースした。
Firefox for Android 24 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。
新機能及び改良点
- 新機能
- WebRTC のサポートを開始
- 新機能
- NFC が利用できる端末間で、開いているタブを共有できるようになった
- 新機能
- メインメニューから好きな共有アプリケーションを簡単に呼び出せるようになった (詳細は こちらのブログ を参照されたい)
- 新機能
- Braille をサポートするようになった。ポップアップ通知への対応や、ドアハンガーのフォーカスを維持など、多くの機能が TalkBack ユーザに提供 される
- 新機能
- リーダーモードに部屋の明るさに応じて背景を切り替える機能を追加
- 新機能
- スウェーデン語、イギリス英語、カタルーニャ語をマルチロケール版に追加
- 新機能
- スマートスクリーンでタブが切り替えられるようになった
- 新機能
- ハンガリー語とトルコ語をマルチロケール版に追加した
- 開発者
- プロファイルディレクトリ、もしくはアプリーケーションディレクトリにあるシャーロックファイルをサポートしなくなった
- 変更
- Baidu が中国語ロケールでのデフォルト検索エンジンとなった
- 修正
- HTC の端末でアクセント記号付きの文字が入力できなかった問題を修正 (Bug 906506)
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 17 件。重要度区分において最高 7 件、高 4 件、中 6 件が修正されている。
- MFSA 2013-92
- 既定コンパートメントとフレームチェーン復元による GC 問題
- MFSA 2013-91
- DOM プロキシ上のユーザ定義プロパティによって誤った this オブジェクトが取得される
- MFSA 2013-90
- スクロールに関するメモリ破壊
- MFSA 2013-89
- マルチカラム、リスト、フロートによるバッファオーバーフロー
- MFSA 2013-88
- XBL 製ノードの再配置によるコンパートメント不一致
- MFSA 2013-87
- 書き込み可能な場所から共有オブジェクトライブラリが読み込まれる
- MFSA 2013-86
- OS X の NVIDIA グラフィックスドライバを通じた WebGL 情報漏えい
- MFSA 2013-85
- IonMonkey における未初期化データ
- MFSA 2013-84
- シンボリックリンクを通じた同一生成元回避
- MFSA 2013-83
- Mozilla Updater が署名検証後に MAR ファイルをロックしない
- MFSA 2013-82
- 新しい JavaScript オブジェクトの呼び出しスコープによるメモリ破壊
- MFSA 2013-81
- select 要素による解放後使用
- MFSA 2013-80
- NativeKey がウィジェット破棄後もキーメッセージの処理を続ける
- MFSA 2013-79
- Animation Manager におけるスタイルシート複製時の解放後使用
- MFSA 2013-78
- ANGLE ライブラリにおける整数オーバーフロー
- MFSA 2013-77
- HTML5 Tree Builder におけるテンプレート使用時の不適切な状態
- MFSA 2013-76
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:24.0 / rv:17.0.9)
Firefox for Android 24 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。
既知の問題
- 未解決
- Android 4.3 の動作する Nexus10 では動作しない (Bug 900020)
- 未解決
- Flash ビデオを全画面で再生中にバックグラウンドへ切り替えられた Firefox は再表示時にフリーズする (Bug 809055)
- 未解決
- 文字サイズの自動拡大機能によって、一部のページで文字サイズが不釣り合いになる場合がある (Bug 707195)
- 未解決
- 複数のチャンネル (Aurora、Beta など) の Firefox がひとつの端末にインストールされていると、Firefox Sync が期待通りに動作しない (Bug 761206)
- 未解決
- いくつかのHTC Gingerbread (Android 2.3) 端末で動画が再生できないことがある (Bug 829454)
- 未解決
- HTC Sense UI (Froyo) 上でのプライベートブラウジング時に、URL バー中の文字が表示されないことがある (Bug 833351)
- 未解決
- Android 4.3 ではアドレスバー上でコピー、カット、選択ができない (Bug 889562)
その他、Firefox for Android 24 についての一般的な情報は Firefox for Android 24 リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照いただきたい。
Firefox for Android 24 は、Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザにはGoogle Play 経由でアップデートが提供される。
- ダウンロード:
- Google Play, Mozilla Japan
- リリースノート:
- Firefox for Android 24 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Firefox 24 で修正
- Firefox for Android 24 で修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)
カテゴリ: Firefox for Android, MozillaZine, リリース情報 | コメントなし
投稿日時: - 19:45:50 投稿者:Cai
Mozilla は米国時間 2013 年 9 月 17 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 24 をリリースした。延長サポート版 である Firefox ESR もバージョン 24 へアップデートされている (ESR 17.0.9 も継続してリリースされている)。
Firefox 24 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。
新機能及び改良点
- 新機能
- Mac OS X 10.7 以降で採用された新しいスクロールバーをサポート
- 新機能
- 右側のタブを閉じる機能を実装
- 新機能
- ソーシャル:チャットウィンドウを切りはなして、移動できるようになった
- 変更
- ピン留めされたタブがアクセシビリティ面で改善された (Bug 577727)
- 変更
- 証明書失効リスト機能を削除 (Bug 867465)
- 変更
- 新しいタブへの読み込み速度が向上 (Bug 791670)
- 開発者
- 画像のタイリングとスケーリングに関してSVGの描画性能が大幅に向上 (Bug 600207)
- 開発者
- Web コンソールを改善し、エラーコンソールを置き換えた
- 開発者
- プロファイルディレクトリ、もしくはアプリケーションディレクトリにあるシャーロックファイルをサポートしなくなった
- 修正
- wrtc.org の音声リサンプラーを Speex のものと置き換え、仮想 44000 Hz を削除した (Bug 886886)
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 17 件。重要度区分において最高 7 件、高 4 件、中 6 件が修正されている。
- MFSA 2013-92
- 既定コンパートメントとフレームチェーン復元による GC 問題
- MFSA 2013-91
- DOM プロキシ上のユーザ定義プロパティによって誤った this オブジェクトが取得される
- MFSA 2013-90
- スクロールに関するメモリ破壊
- MFSA 2013-89
- マルチカラム、リスト、フロートによるバッファオーバーフロー
- MFSA 2013-88
- XBL 製ノードの再配置によるコンパートメント不一致
- MFSA 2013-87
- 書き込み可能な場所から共有オブジェクトライブラリが読み込まれる
- MFSA 2013-86
- OS X の NVIDIA グラフィックスドライバを通じた WebGL 情報漏えい
- MFSA 2013-85
- IonMonkey における未初期化データ
- MFSA 2013-84
- シンボリックリンクを通じた同一生成元回避
- MFSA 2013-83
- Mozilla Updater が署名検証後に MAR ファイルをロックしない
- MFSA 2013-82
- 新しい JavaScript オブジェクトの呼び出しスコープによるメモリ破壊
- MFSA 2013-81
- select 要素による解放後使用
- MFSA 2013-80
- NativeKey がウィジェット破棄後もキーメッセージの処理を続ける
- MFSA 2013-79
- Animation Manager におけるスタイルシート複製時の解放後使用
- MFSA 2013-78
- ANGLE ライブラリにおける整数オーバーフロー
- MFSA 2013-77
- HTML5 Tree Builder におけるテンプレート使用時の不適切な状態
- MFSA 2013-76
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:24.0 / rv:17.0.9)
Firefox 24 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。
既知の問題
- 未解決
- ロックされたプロファイルで Firefox を起動しようとするとクラッシュする (Bug 573369)
その他、Firefox 24 についての一般的な情報は Firefox 24 リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Firefox 24 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 24 では、Windows 2000 および XP SP1 以前 への対応が打ち切りとなっている ほか、Intel Mac 環境での Mac OS X v10.5 (Leopard) への対応が打ち切りとなっている。詳細は 。詳細は Firefox 24 システム要件 を参照されたい。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Firefox 24 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Firefox 24 で修正
- Firefox 24 で修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)
カテゴリ: Firefox, MozillaZine, リリース情報 | コメントなし
投稿日時: - 19:44:55 投稿者:Cai
Mozilla は米国時間 2013 年 8 月 16 日、複数のバグに対処した Firefox 23.0.1 をリリースした。
- 修正
- 23.0.1 Wndows Vista 上の Firefox 23 で H.264 エンコードされた動画を正しく再生できない問題を修正 (Bug 901944)
- 修正
- 23.0.1 プロファイルディレクトリのパスに ASCII 以外の文字が含まれているとスペルチェック機能が動作しない問題を修正 (Bug 902532)
- 修正
- 23.0.1 WebRTC 利用時に音声へ雑音が入る問題を修正 (Bug 901527)
その他、Firefox 23 および 23.0.1 で修正された全ての Bug は Bug List を、一般的な情報は Firefox 23.0.1 リリースノート を参照いただきたい。
Firefox 23.0.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている他、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの“Firefox について”より手動でアップデートすることも可能だ。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Firefox 23.0.1 リリースノート
- Firefox 23.0.1 で修正されたバグ:
- Bug List (英語)
カテゴリ: Firefox, MozillaZine, リリース情報 | コメントなし
投稿日時:2013/08/19 月曜日 - 11:39:17 投稿者:Cai
Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2013 年 8 月 6 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のメジャーアップデート版である SeaMonkey 2.20 をリリースした。
SeaMonkey 2.20 は Firefox 23 と同じレンダリングエンジン Gecko 23 を搭載しており、バックエンドも Firefox 23/Thunderbird 23Beta 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Chatzilla、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。
SeaMonkey 2.20 での新機能や改良点、セキュリティ修正は次のとおり。
新機能及び改良点
- SeaMonkey
- コンテンツセキュリティポリシ (CSP) 1.0 パーサが有効化された
- SeaMonkey
- HTTPS ページに含まれる非 HTTPS コンテンツをブロックする混在コンテンツブロック機能が有効化された
- SeaMonkey
- 新着メッセージ通知がカスタマイズできるようになった
- SeaMonkey
- Shift+Del によるメッセージ削除の際に、予期せぬデータ消失を防ぐための確認プロンプトが表示されるようになった
- SeaMonkey
- 複数メッセージを選択してテンプレートとして保存できるようになった
- 新機能
- 混在コンテンツをブロックするようになり、中間者攻撃や HTTPS 通信を利用するページの盗聴を防げるようになった (詳細)
- 変更
- about:memory のインタフェースを改善
- 変更
- アドオンのインストール通知インタフェースをシンプルにした
- 変更
- DXVA2 を利用して高速に H.264 のデコードできるようになった (Windows Vista 以降)
- 変更
- 利用する検索エンジンへの変更を、ブラウザ全体に対して行えるようになった
- 変更
- コンテンツセキュリティポリシ (CSP) の文法と動作が標準に合わせたものへ変更された
- 開発者
- HTML5 の <input type=”range”> が実装された
- 開発者
- requestAnimationFrame をベンダー接頭辞をつけずに利用できるようになった
- 開発者
- text-decoration: blink; から点滅効果が削除された。また blink 要素をサポートしなくなった
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 10 件。重要度区分において最高 4 件、高 4 件、中 1 件、低 1 件が修正されている。
- MFSA 2013-75
- ローカル Java アプレットによるローカルファイルシステムからのファイル読み取り
- MFSA 2013-73
- Web ワーカーと XMLHttpRequest による同一生成元回避
- MFSA 2013-72
- 一部 JavaScript コンポーネント URI 検証へのプリンシパル誤適用
- MFSA 2013-70
- XBL スコープを用いた XrayWrappers の回避
- MFSA 2013-69
- CRMF リクエストを通じたコード実行と XSS 攻撃
- MFSA 2013-68
- ドキュメント URI の不正表示と偽装
- MFSA 2013-67
- WAV 音声ファイルデコード時のクラッシュ
- MFSA 2013-65
- CRMF リクエスト生成時のバッファアンダーフロー
- MFSA 2013-64
- SetBody 実行中の DOM 改変による解放後使用
- MFSA 2013-63
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:23.0 / rv:17.0.8)
SeaMonkey 2.20 での修正は New Features and Fixes を、既知の問題は Known Issues を、SeaMonkey 2.20 についての一般的な情報は SeaMonkey 2.20 Release Notes を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
SeaMonkey 2.20 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 26 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。既存の SeaMonkey ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、手動でアップデートすることも可能だ。
- ダウンロード:
- SeaMonkey® Project
- リリースノート:
- SeaMonkey 2.20 Release Note
- セキュリティアドバイザリ:
- SeaMonkey 2.20 で修正
- SeaMonkey 2.20 で修正されたバグ:
- New Features and Fixes (英語)
カテゴリ: MozillaZine, SeaMonkey, リリース情報 | コメントなし
投稿日時:2013/08/08 木曜日 - 16:38:37 投稿者:Cai