MozillaZine.jp

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リリース版 |    Firefox 146.0 ESR 140.6.0 / 115.31.0 Android 版 146.0 Android Focus 146.0 iOS 版 146.0 iOS Focus 143.0 |    Thunderbird 146.0 / 140.6.0esr Android 版 13.0 | SeaMonkey 2.53.22 |
プレビュー版 | Firefox Nightly Developer Edition Beta Android Nightly Beta | Thunderbird Daily Beta Android Beta | SeaMonkey Beta |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android 版 Firefox | iOS 版 Firefox | Android 版 Thunderbird

SeaMonkey 2.33 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2015 年 3 月 10 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のメジャーアップデート版である SeaMonkey 2.33 をリリースした。

SeaMonkey 2.33 は Firefox 36 と同じレンダリングエンジン Gecko 36 を搭載しており、バックエンドも Firefox 36/Thunderbird 36 Beta 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Chatzilla、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。

新機能及び改良点

SeaMonkey
セキュリティ通知バーからトラッキングに関する制御が可能になった
SeaMonkey
トラッキング/プライバシー設定ペインの刷新
変更
安定性の問題を回避するため、Windows 上での Adobe Flash の保護モードが無効化された
変更
安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなった
変更
長さが 1024 bit の RSA 暗号鍵を段階的に廃止
変更
-remote オプションが削除された
HTML5
Media Source Extensions (MSE) API の一部分が実装され、Youtube のネイティブ HTML5 再生が可能になった
HTML5
ECMAScript 6 の generator のパフォーマンスの改善

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 14 件、重要度区分において 最高 3 件、 5 件、 5 件、 1 件が修正されている。

MFSA 2015-27
Caja Compiler による JavaScript サンドボックスの回避
MFSA 2015-25
ページ内のローカルファイルリンクや特権付き URL を新しいタブに開けてしまう
MFSA 2015-24
フォーム自動補完の操作を通じたローカルファイルの読み取り
MFSA 2015-22
Cairo グラフィックスライブラリにおける DrawTarget 使用時のクラッシュ
MFSA 2015-21
MP3 再生中のバッファアンダーフロー
MFSA 2015-20
CSS スタイル変更中のバッファオーバーフロー
MFSA 2015-19
SVG コンテンツ描画中の境界外読み書き
MFSA 2015-18
非標準メモリアロケーター使用時のゼロ長 XHR による二重解放
MFSA 2015-17
libstagefright における MP4 動画再生中のバッファオーバーフロー
MFSA 2015-16
IndexedDB における解放後使用
MFSA 2015-14
悪質な WebGL コンテンツの文字列書き込みによるクラッシュ
MFSA 2015-13
ホスト名へ付加されたピリオドによって HPKP と HSTS の保護が回避される
MFSA 2015-12
Mozilla アップデータの起動によってローカル DLL ファイルが読み込まれる
MFSA 2015-11
様々なメモリ安全性の問題 (rv:36.0 / rv:31.5)

SeaMonkey 2.33 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 24 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。既存の SeaMonkey ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.33
リリースノート:
Release notes
セキュリティアドバイザリ:
SeaMonkey 2.33 で修正済み

Firefox for Android 36.0.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2015 年 3 月 6 日、Android 環境でのバグに対処した Firefox for Android 36.0.1 をリリースした。Windows、Mac、Linux 版ではこれらの問題は既に修正されている。

Firefox for Android 36.0.1 では 3 件のバグ修正が行われた。

修正
36.0.1:名前解決を行う際に問い合わせ種別 ANY を利用しなくなった (Bug 1093983)
修正
36.0.1:ホスト名にアンダースコア (“_”) が含まれている場合、正しく処理が行われない場合があった不具合を修正 (Bug 1136616)
修正
36.0.1:Canvas2d 利用時に WebGL が非常に多くのメモリを消費する場合があった不具合を修正 (Bug 1137251)

Firefox for Android 36.0.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を参照いただきたい。

Firefox for Android 36.0.1 は、Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Google Play, Mozilla Japan
リリースノート:
Firefox for Android 36.0.1 リリースノート
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 36.0.1 (英語)

Firefox 36.0.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2015 年 3 月 5 日、Firefox 36 リリース後に見つかった問題を修正した Firefox 36.0.1 をリリースした。なお、この問題は Firefox ESR には影響しない。

Firefox 36.0.1 での修正は次のとおり。

修正
36.0.1:名前解決を行う際に問い合わせ種別 ANY を利用しなくなった (Bug 1093983)
修正
36.0.1:EMET に起因して起動時にクラッシュことがある不具合を修正 (Bug 1137050)
修正
36.0.1:Firefox を再起動するまで Hello が利用できなくなることがある不具合を修正 (Bug 1137469)
修正
36.0.1:印刷設定が保存されないことがある不具合を修正 (Bug 1136855)
修正
36.0.1:Hello の連絡先タブが表示されない場合がある不具合を修正 (Bug 1137141)
修正
36.0.1:ホスト名にアンダースコア (“_”) が含まれている場合、正しく処理が行われない場合があった不具合を修正 (Bug 1136616)
修正
36.0.1:Canvas2d 利用時に WebGL が非常に多くのメモリを消費する場合があった不具合を修正 (Bug 1137251)
修正
36.0.1:削除された -remote オプションが利用できるようになった (Bug 1080319)
修正
36.0.1:起動時にクラッシュする場合がある不具合を修正

Firefox 36.0.1 についての一般的な情報は リリースノート を参照されたい。

Firefox 36.0.1 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
Mozilla Japan
リリースノート:
Firefox 36.0.1 リリースノート

Firefox for Android 36 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2015 年 2 月 27 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む Android 向け Firefox のメジャーアップデート版である Firefox for Android 36.0 をリリースした。

Firefox for Android 36.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
タブレット用の UI の更新
新機能
HTTP/2 をサポート
新機能
マイティリー語 [mai] が追加された (Android Lolipop のみ)
変更
安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなった
変更
長さが 1024 bit の RSA 暗号鍵を段階的に廃止
変更
アドオンの互換性
HTML5
ECMAScript 6 のデータ型である Symbol をサポート
HTML5
CSS の unicode-range の実装
HTML5
object-fitobject-position の実装
HTML5
CSS の isolation属性 の実装
HTML5
CSS3 の will-change 属性 の実装
HTML5
‘const’ の意味が ECMAScript 6 の仕様を満たすように変更された
HTML5
ECMAScript 6 の generator のパフォーマンスの改善
修正
CSS のグラデーションの計算がアルファ乗算済みの色空間上で行われるようになった
修正
VPN もしくは スイッチトネットワークでの名前解決に関する問題を修正
修正
Facebook や Google から意図せずログアウトされる不具合を修正

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 17 件、重要度区分において 最高 3 件、 6 件、 6 件、 2 件が修正されている。

MFSA 2015-27
Caja Compiler による JavaScript サンドボックスの回避
MFSA 2015-26
背面のタブで開かれている UI Tour ホワイトリスト追加済みのサイトが前面のタブを偽装できてしまう
MFSA 2015-25
ページ内のローカルファイルリンクや特権付き URL を新しいタブに開けてしまう
MFSA 2015-24
フォーム自動補完の操作を通じたローカルファイルの読み取り
MFSA 2015-23
開発者コンソールと OpenType Sanitiser の組み合わせによる解放後使用
MFSA 2015-22
Cairo グラフィックスライブラリにおける DrawTarget 使用時のクラッシュ
MFSA 2015-21
MP3 再生中のバッファアンダーフロー
MFSA 2015-20
CSS スタイル変更中のバッファオーバーフロー
MFSA 2015-19
SVG コンテンツ描画中の境界外読み書き
MFSA 2015-18
非標準メモリアロケーター使用時のゼロ長 XHR による二重解放
MFSA 2015-17
libstagefright における MP4 動画再生中のバッファオーバーフロー
MFSA 2015-16
IndexedDB における解放後使用
MFSA 2015-15
TLS TURN と STUN への接続が許可なく単純な TCP 接続に切り替えられる
MFSA 2015-14
悪質な WebGL コンテンツの文字列書き込みによるクラッシュ
MFSA 2015-13
ホスト名へ付加されたピリオドによって HPKP と HSTS の保護が回避される
MFSA 2015-12
Mozilla アップデータの起動によってローカル DLL ファイルが読み込まれる
MFSA 2015-11
様々なメモリ安全性の問題 (rv:36.0 / rv:31.5)

既知の問題

未解決
Android 2.3、3.0、4.0 において WebM 形式の動画が正しく再生されない場合がある (Bug 1131563)
未解決
1月の Chrome キャストの更新により、タブのミラーが正常に動作しなくなった (Bug 1131084)
未解決
スタイルエディタ:ソースマップ付きの SCSS ファイルを表示する際に、不要なスペースが表示される場合がある (Bug 1128747)

Firefox for Android 36.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、Firefox for Android 36.0 についての一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照されたい。

Firefox for Android 36.0 は Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Mozilla Japan, Google Play
リリースノート:
Firefox for Android 36.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
Firefox 36 で修正済み
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 36.0 (英語)

Thunderbird 31.5 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2015 年 2 月 24 日、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird 31.5.0 をリリースした。

Thunderbird 31.5.0 でのセキュリティ修正は次のとおり。

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 5 件、重要度区分において 最高 2 件、 3 件が修正されている。

MFSA 2015-24
フォーム自動補完の操作を通じたローカルファイルの読み取り
MFSA 2015-19
SVG コンテンツ描画中の境界外読み書き
MFSA 2015-16
IndexedDB における解放後使用
MFSA 2015-12
Mozilla アップデータの起動によってローカル DLL ファイルが読み込まれる
MFSA 2015-11
様々なメモリ安全性の問題 (rv:36.0 / rv:31.5)

Thunderbird 31.5.0 で修正された全ての問題は bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 31.5.0 についての一般的な情報は Thunderbird 31.5.0 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 31.5.0 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、ウェブサイト よりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 31.5.0 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 31.5.0 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
Mozilla Japan
リリースノート:
Thunderbird 31.5.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
Thunderbird 31.5 で修正済み
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox 36 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2015 年 2 月 24 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 36.0 をリリースした。延長サポート版 である Firefox ESR 31.5.0 もリリースされている。

Firefox 36.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
新規タブページでピン止めしたタイルを Firefox Sync で同期できるようになった
新機能
HTTP/2 をサポート
新機能
ウズベク語 [uz] がロケールに追加された
変更
-remote オプションが削除された
変更
安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなった
変更
長さが 1024 bit の RSA 暗号鍵を段階的に廃止
変更
終了時に動作を停止した場合、プログラムを終了させる前にクラッシュレポータを表示させるようになった
変更
アドオンの互換性
HTML5
ECMAScript 6 のデータ型である Symbol をサポート
HTML5
CSS の unicode-range の実装
HTML5
CSSOM-View のスクロールの実装
HTML5
object-fitobject-position の実装
HTML5
CSS の isolation属性 の実装
HTML5
CSS3 の will-change 属性 の実装
HTML5
‘const’ の意味が ECMAScript 6 の仕様を満たすように変更された
HTML5
ECMAScript 6 の generator のパフォーマンスの改善
開発者
デバッガで Eval sources を利用できるようになった
開発者
DOM Promise を調査できるようになった
開発者
インスペクタ:HTML ツリー上での 貼り付け方式 が増えた
修正
CSS のグラデーションの計算がアルファ乗算済みの色空間上で行われるようになった
修正
Facebook や Google から意図せずログアウトされる不具合を修正

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 17 件、重要度区分において 最高 3 件、 6 件、 6 件、 2 件が修正されている。

MFSA 2015-27
Caja Compiler による JavaScript サンドボックスの回避
MFSA 2015-26
背面のタブで開かれている UI Tour ホワイトリスト追加済みのサイトが前面のタブを偽装できてしまう
MFSA 2015-25
ページ内のローカルファイルリンクや特権付き URL を新しいタブに開けてしまう
MFSA 2015-24
フォーム自動補完の操作を通じたローカルファイルの読み取り
MFSA 2015-23
開発者コンソールと OpenType Sanitiser の組み合わせによる解放後使用
MFSA 2015-22
Cairo グラフィックスライブラリにおける DrawTarget 使用時のクラッシュ
MFSA 2015-21
MP3 再生中のバッファアンダーフロー
MFSA 2015-20
CSS スタイル変更中のバッファオーバーフロー
MFSA 2015-19
SVG コンテンツ描画中の境界外読み書き
MFSA 2015-18
非標準メモリアロケーター使用時のゼロ長 XHR による二重解放
MFSA 2015-17
libstagefright における MP4 動画再生中のバッファオーバーフロー
MFSA 2015-16
IndexedDB における解放後使用
MFSA 2015-15
TLS TURN と STUN への接続が許可なく単純な TCP 接続に切り替えられる
MFSA 2015-14
悪質な WebGL コンテンツの文字列書き込みによるクラッシュ
MFSA 2015-13
ホスト名へ付加されたピリオドによって HPKP と HSTS の保護が回避される
MFSA 2015-12
Mozilla アップデータの起動によってローカル DLL ファイルが読み込まれる
MFSA 2015-11
様々なメモリ安全性の問題 (rv:36.0 / rv:31.5)

既知の問題

未解決
スタイルエディタ:ソースマップ付きの SCSS ファイルを表示する際に、不要なスペースが表示される場合がある (Bug 1128747)

Firefox 36.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照されたい。

アップデート及びシステム要件

Firefox 36.0 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 36.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 36 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
36.0, ESR 31.5.0
リリースノート:
36.0, ESR 31.5.0
セキュリティアドバイザリ:
36.0, ESR 31.5.0
修正されたバグ:
36.0, ESR 31.5.0 (英語)

Firefox for Android 35.0.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2015 年 2 月 5 日、Android 環境でのバグに対処した Firefox for Android 35.0.1 をリリースした。Windows、Mac、Linux 版はこの問題の影響を受けない。

Firefox for Android 35.0.1 では 1 件のバグ修正が行われた。

修正
35.0.1: Rockchip SoC を使用しているデバイス (Asus MeMO Pad 10 および 8、Tesco Hudl、Lenovo Lifetab E など) においてビデオ再生時にクラッシュする問題を修正

Firefox for Android 35.0.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を参照いただきたい。

Firefox for Android 35.0.1 は、Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Google Play, Mozilla Japan
リリースノート:
Firefox for Android 35.0.1 リリースノート
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 35.0.1 (英語)

SeaMonkey 2.32.1 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2015 年 2 月 6 日、SeaMonkey 2.32 リリース後に見つかったセキュリティ問題への修正とバグに対処した SeaMonkey 2.32.1 をリリースした。

SeaMonkey 2.32.1 では 4 件のバグ修正が行われた。

修正
ニュースフィードが更新されない問題を修正
修正
プロファイルマネージャにおいてプロファイルの選択が記憶されない問題を修正
修正
Linux 版においてブックマークフォルダがタブ内で開かれる問題を修正
修正
Modern テーマにおいてトラブルシューティング情報 (about:support) が表示されない問題を修正

SeaMonkey 2.32.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 24 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。既存の SeaMonkey ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.32.1
リリースノート:
Release notes

Firefox 35.0.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2015 年 1 月 26 日、Firefox 35 リリース後に見つかった問題を修正した Firefox 35.0.1 をリリースした。なお、この問題は Firefox for Android と Firefox ESR には影響しない。

Firefox 35.0.1 での修正は次のとおり。

新機能及び改良点

修正
35.0.1: Enhanced Steam 拡張を利用している場合、Firefox がクラッシュすることがある不具合を修正 (Bug 1123732)
修正
35.0.1: 起動時のクラッシュを引き起こす可能性がある不具合を修正 (Bug 1122367)
修正
35.0.1: エイリアスを使用している場合、ケルベロス認証が動作しない不具合を修正 (Bug 1108971)
修正
35.0.1: SVG / CSS アニメーションによって生じた、openstreeetmap.org といったサイトのレンダリング上の不具合を修正 (Bug 1083079)
修正
35.0.1: Godaddy webmail で Friefox がクラッシュすることがある不具合を修正 (Bug 1113121)
修正
35.0.1: CSP により base 要素が削除された場合、document.baseURI の値が document.location の値へ変更されない不具合を修正 (Bug 1121857)
修正
35.0.1: RTL が有効になった Firefox で、文字を選択できないことがある不具合を修正 (Bug 1104036)
修正
35.0.1: ケースセンシティブなリソースの読み込みを考慮して、CSP の振る舞いが変更された (Bug 1122445)

Firefox 35.0.1 についての一般的な情報は リリースノート を参照されたい。

Firefox 35.0.1 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
Mozilla Japan
リリースノート:
Firefox 35.0.1 リリースノート

SeaMonkey 2.32 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2015 年 1 月 13 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のメジャーアップデート版である SeaMonkey 2.32 をリリースした。

SeaMonkey 2.32 は Firefox 35 と同じレンダリングエンジン Gecko 35 を搭載しており、バックエンドも Firefox 35/Thunderbird 35 Beta 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Chatzilla、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。

新機能及び改良点

SeaMonkey
スペルチェックのダイアログの大きさを変更可能になった
SeaMonkey
Generational Garbage Collection が有効となった
新機能
動的なスタイル変更の処理の改善により、応答性が向上
新機能
HTTP 公開鍵ピンニング を実装。暗号化通信を行うサーバの認証をより安全・確実に行えるようになった
修正
拡大、もしくは縮小された画像に必要なリソースの減少

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 8 件、重要度区分において 最高 2 件、 1 件、 4 件、 1 件が修正されている。

MFSA 2015-09
DOM オブジェクトを通じた XrayWrapper の回避
MFSA 2015-08
id-pkix-ocsp-nocheck による委任 OCSP レスポンダー証明書検証の失敗
MFSA 2015-06
WebRTC における解放後読み取り
MFSA 2015-05
Web Audio 内の未初期化メモリ読み取り
MFSA 2015-04
プロキシ認証レスポンスを通じた Cookie 注入
MFSA 2015-03
sendBeacon の Origin ヘッダ欠落
MFSA 2015-02
ビットマップ描画中の未初期化メモリ使用
MFSA 2015-01
様々なメモリ安全性の問題 (rv:35.0 / rv:31.4)

SeaMonkey 2.32 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 24 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。既存の SeaMonkey ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.32
リリースノート:
Release notes
セキュリティアドバイザリ:
SeaMonkey 2.32 で修正済み