Thunderbird 31.6 がリリースされた
Mozilla は米国時間 2015 年 3 月 31 日、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird 31.6.0 をリリースした。
Thunderbird 31.6.0 でのセキュリティ修正は次のとおり。
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 5 件、重要度区分において 最高 2 件、高 2 件、中 1 件が修正されている。
- MFSA 2015-40
- アンカー遷移を通じた同一オリジン制限回避
- MFSA 2015-37
- CORS リクエストがプリフライト後に 30x リダイレクトを辿ってしまう
- MFSA 2015-33
- resource:// ドキュメントが特権付きページを読み込めてしまう
- MFSA 2015-31
- Fluendo MP3 GStreamer プラグイン使用時の解放後使用
- MFSA 2015-30
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:37.0 / rv:31.6)
Thunderbird 31.6.0 で修正された全ての問題は bugs fixes (英語) を参照されたい。
その他、Thunderbird 31.6.0 についての一般的な情報は Thunderbird 31.6.0 リリースノート を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Thunderbird 31.6.0 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、ウェブサイト よりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 31.6.0 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 31.6.0 システム要件 を参照されたい。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Thunderbird 31.6.0 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Thunderbird 31.6 で修正済み
- 修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)