MozillaZine.jp

Mozilla 関連情報の提供、啓蒙活動を行っているオンラインマガジン「MozillaZine」の日本語訳を提供しています。
リリース版 |    Firefox 146.0 ESR 140.6.0 / 115.31.0 Android 版 146.0 Android Focus 146.0 iOS 版 146.0 iOS Focus 143.0 |    Thunderbird 146.0 / 140.6.0esr Android 版 13.0 | SeaMonkey 2.53.22 |
プレビュー版 | Firefox Nightly Developer Edition Beta Android Nightly Beta | Thunderbird Daily Beta Android Beta | SeaMonkey Beta |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android 版 Firefox | iOS 版 Firefox | Android 版 Thunderbird

Thunderbird 3.1.8 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 1 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird 3.1.8 をリリースした。

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 3 件、重要度区分において最高 2 件と 1 件のセキュリティ問題が修正されている。

  • MFSA 2011-09 破損した JPEG 画像によるクラッシュ
  • MFSA 2011-08 ParanoidFragmentSink がクロームドキュメント内で javascript: URL を許容してしまう
  • MFSA 2011-01 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.14/1.9.1.17)

修正された問題は 57 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List を、その他、Thunderbird 3.1.8 での改善や既知の問題などの一般的な情報は Mozilla Thunderbird 3.1.8 リリースノートを参照いただきたい。

Thunderbird 3.1.8 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Thunderbird 3.1.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの“ソフトウェアの更新を確認”より手動で確認することも可能だ。
なお、Thunderbird 3.0 シリーズは 2010 年 12 月をもってサポートを終了しており、Mozilla は全ての Thunderbird 3.0.x ユーザに対し Thunderbird 最新版である Thunderbird 3.1.8 への移行を勧めている。(参考:Mozilla Japan ブログ)

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
Mozilla Thunderbird 3.1.8 リリースノート
セキュリティアドバイザリ
Thunderbird 3.1 セキュリティアドバイザリ
修正されたバグ :
Bug List (英語)

Firefox 4 プレリリースキャンペーン「Virtual Park -Tumucumaque-」が開始された


先日最終ベータ版がリリースされ、正式公開が近づいてきた Firefox 4 (コードネーム:Tumucumaque) であるが、これにあわせ、“Virtual Park -Tumucumaque-“ と銘打った世界的なプレリリースキャンペーンが実施される。

Firefox 4 のコードネームである Tumucumaque (トゥムクマケ)は、アマゾンの国立公園の名称であり、これにちなんで、Twitter でつぶやいた Tumucumaque に関する様々な情報によってサイト上に「情報の森」を作り上げるというキャンペーンである。幾万もの貴重な種の生物が生息する Tumucumaque 国立公園と、誰もが平等でより良いインターネット体験ができることを目指す Mozilla に共通する「多様性」というキーワードがポイントとなっている。

参加方法は簡単であり、Twitter 上でハッシュタグ #mozpark をつけて Tumucumaque に関することをつぶやくだけである。内容は Firefox 4 に関することでも Tumucumaque 国立公園に関することのどちらでも構わない。つぶやきはサイトの「森」に反映され、誰でも見ることができる。また、ツイートに含まれるキーワードに応じて、様々な動物が出現する。

Virtual Park -Tumucumaque-

Firefox 3.5 リリースキャンペーン「Discover Shiretoko」が web標準技術の一つである canvas で構築されていたのと同様に、今回の Virtual Park は HTML + CSS + JavaScript で構築されている。技術的な詳細は こちら を参照されたい。

特設サイト「Virtual Park -Tumucumaque-」 http://virtualpark.mozilla.org/
サイト説明:http://virtualpark.mozilla.org/docs/about/

Firefox 4 Beta 12 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2 月 25 日、次期 Firefox の開発版である Firefox 4 Beta 12 を、開発者や拡張機能作者を対象に、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に公開した。

Firefox 4 は、現在開発中の Gecko 2 (Gecko 1.9.3 からのリナンバリング) に基づいている。 Firefox 4 Beta 12 での新機能としては次のものが挙げられる。

  • Flash コンテンツを表示する際のパフォーマンスの向上
  • ハードウェアアクセラレーション有効時のプラグイン互換性の改善
  • マウスオーバー時のリンク先 URL の表示位置の、ロケーションバー内からウィンドウの下部への変更
  • 全般的な安定性、パフォーマンス、互換性の改善

全ての修正内容は Firefox 4 Beta 12 Fixes (英語) を、Firefox 4 Beta 12 リリースの詳細な情報は Firefox 4 Beta 12 リリースノート を参照されたい。その他、開発者に向けた情報は Mozilla Developer NetworkFirefox 4 for developers より参照可能となっている。

Firefox 4 Beta 12 は Windows, Mac そして Linux 版が ダウンロード 可能となっている。現時点では日本語版を含む 76 言語版がリリースされている。システム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Bug 587799 および Mozilla Wiki の Firefox/4/Platforms を参照されたい。

冒頭にも書いたように、Firefox 4 Beta 12 は、改良された機能や新しく取り入れられたテクノロジーを正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に、Web 開発者や拡張機能作者を対象に向けたベータ版として公開されている。このベータ版には Mozilla Labs Test Pilot とともに新しい Feedback アドオン が含まれており匿名での調査への参加を求めているほか、別途 Add-on Compatibility Reporter をインストールし、アドオンの対応状況の報告も可能である。ダウンロード/インストールを行なう前に、これは通常利用を目的とした公開ではないことを理解していただきたい。

ダウンロード:
Firefox ベータ版 – 各国語版のダウンロード
リリースノート:
Firefox 4 Beta 12 リリースノート
Firefox 4 Beta 12 に関する情報:
Firefox 4 for developers

Firefox 4 Beta 11 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2 月 8 日、次期 Firefox の開発版である Firefox 4 Beta 11 を、開発者や拡張機能作者を対象に、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に公開した。

Firefox 4 は、現在開発中の Gecko 2 (Gecko 1.9.3 からのリナンバリング) に基づいている。 Firefox 4 Beta 11 での新機能としては次のものが挙げられる。

本リリースの大きな変更点は、Do Not Track ヘッダへの対応である。Do Not Track とは、Web 上での個人情報の収集、共有、保存などのオンライ ン行動の追跡を、ユーザの意思で拒否できるようにするためにアメリカ連邦取引委員会 (FTC) が提唱したものである。現状では Cookie によるオプトアウトが一般的であるが、Do Not Track では、Cookie を用いることなくオプトアウトを実現しようとしている。Firefox では、 サイトに HTTP ヘッダを送信することでオプトアウトの意思表示とする。既に Google Chrome が拡張機能として対応しているが、ブラウザ本体への実装は Firefox が初めてである。しかし、サイトおよび広告主による Do Not Track への対応はこれからである。行動追跡に関する詳細は、Mozilla のプライバシー責任者 Alex Fowler 氏のブログ記事 を、技術的な実装について Mozilla のセキュリティ&プライバシーエンジニア Sid Stamm 氏のブログ記事 を参照されたい。本機能を有効にする (オプトアウト) には、オプション画面の詳細パネルから “Tell web sites I do not want to be tracked” (未翻訳) にチェックを入れる必要がある。

全ての修正内容は Firefox 4 Beta 11 Fixes (英語) を、Firefox 4 Beta 11 リリースの詳細な情報は Firefox 4 Beta 11 リリースノート を参照されたい。その他、開発者に向けた情報は Mozilla Developer NetworkFirefox 4 for developers より参照可能となっている。

Firefox 4 Beta 11 は Windows, Mac そして Linux 版が ダウンロード 可能となっている。現時点では日本語版を含む 76 言語版がリリースされている。システム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Bug 587799 および Mozilla Wiki の Firefox/4/Platforms を参照されたい。

冒頭にも書いたように、Firefox 4 Beta 11 は、改良された機能や新しく取り入れられたテクノロジーを正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に、Web 開発者や拡張機能作者を対象に向けたベータ版として公開されている。このベータ版には Mozilla Labs Test Pilot とともに新しい Feedback アドオン が含まれており匿名での調査への参加を求めているほか、別途 Add-on Compatibility Reporter をインストールし、アドオンの対応状況の報告も可能である。ダウンロード/インストールを行なう前に、これは通常利用を目的とした公開ではないことを理解していただきたい。

ダウンロード:
Firefox ベータ版 – 各国語版のダウンロード
リリースノート:
Firefox 4 Beta 11 リリースノート
Firefox 4 Beta 11 に関する情報:
Firefox 4 for developers

Firefox 4 Beta 10 がリリースされた


Mozilla は米国時間 1 月 25 日、次期 Firefox の開発版である Firefox 4 Beta 10 を、開発者や拡張機能作者を対象に、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に公開した。

Firefox 4 は、現在開発中の Gecko 2 (Gecko 1.9.3 からのリナンバリング) に基づいている。 Firefox 4 Beta 10 での新機能としては次のものが挙げられる。

  • Mac OS X 環境下における Adobe Flash の互換性および安定性の向上
  • メモリ使用量の削減
  • 安定性の向上を目的とした、グラフィックスドライバのブラックリストの導入

全ての修正内容は Firefox 4 Beta 10 Fixes (英語) を、Firefox 4 Beta 10 リリースの詳細な情報は Firefox 4 Beta 10 リリースノート を参照されたい。その他、開発者に向けた情報は Mozilla Developer NetworkFirefox 4 for developers より参照可能となっている。

Firefox 4 Beta 10 は Windows, Mac そして Linux 版が ダウンロード 可能となっている。現時点では日本語版を含む 76 言語版がリリースされている。システム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Bug 587799 および Mozilla Wiki の Firefox/4/Platforms を参照されたい。

冒頭にも書いたように、Firefox 4 Beta 10 は、改良された機能や新しく取り入れられたテクノロジーを正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に、Web 開発者や拡張機能作者を対象に向けたベータ版として公開されている。このベータ版には Mozilla Labs Test Pilot とともに新しい Feedback アドオン が含まれており匿名での調査への参加を求めているほか、別途 Add-on Compatibility Reporter をインストールし、アドオンの対応状況の報告も可能である。ダウンロード/インストールを行なう前に、これは通常利用を目的とした公開ではないことを理解していただきたい。

ダウンロード:
Firefox ベータ版 – 各国語版のダウンロード
リリースノート:
Firefox 4 Beta 10 リリースノート
Firefox 4 Beta 10 に関する情報:
Firefox 4 for developers

Firefox 4 Beta 9 がリリースされた


Mozilla は米国時間 1 月 14 日、次期 Firefox の開発版である Firefox 4 Beta 9 を、開発者や拡張機能作者を対象に、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に公開した。

Firefox 4 は、現在開発中の Gecko 2 (Gecko 1.9.3 からのリナンバリング) に基づいている。 Firefox 4 Beta 9 での新機能としては次のものが挙げられる。

全ての修正内容は Firefox 4 Beta 9 Fixes (英語) を、Firefox 4 Beta 9 リリースの詳細な情報は Firefox 4 Beta 9 リリースノート を参照されたい。その他、開発者に向けた情報は Mozilla Developer NetworkFirefox 4 for developers より参照可能となっている。

Firefox 4 Beta 9 は Windows, Mac そして Linux 版が ダウンロード 可能となっている。現時点では日本語版を含む 76 言語版がリリースされている。システム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Bug 587799 および Mozilla Wiki の Firefox/4/Platforms を参照されたい。

冒頭にも書いたように、Firefox 4 Beta 9 は、改良された機能や新しく取り入れられたテクノロジーを正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に、Web 開発者や拡張機能作者を対象に向けたベータ版として公開されている。このベータ版には Mozilla Labs Test Pilot とともに新しい Feedback アドオン が含まれており匿名での調査への参加を求めているほか、別途 Add-on Compatibility Reporter をインストールし、アドオンの対応状況の報告も可能である。ダウンロード/インストールを行なう前に、これは通常利用を目的とした公開ではないことを理解していただきたい。

ダウンロード:
Firefox ベータ版 – 各国語版のダウンロード
リリースノート:
Firefox 4 Beta 9 リリースノート
Firefox 4 Beta 9 に関する情報:
Firefox 4 for developers

Firefox 4 Beta 8 がリリースされた


Mozilla は米国時間 12 月 22 日、次期 Firefox の開発版である Firefox 4 Beta 8 を、開発者や拡張機能作者を対象に、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に公開した。

Firefox 4 は、現在開発中の Gecko 2 (Gecko 1.9.3 からのリナンバリング) に基づいている。 Firefox 4 Beta 8 での新機能としては次のものが挙げられる。

  • デスクトップと モバイル デバイス間での Firefox Sync のセットアップ手順の大幅な改善
  • WebGL の改善 (現時点では Windows および Mac OS X において OpenGL 対応のグラフィックスカードを必要とする。Windows と Linux における他のグラフィックスカードへの対応は今後のベータ版で予定されている)
  • アドオンマネージャの改善

また、Websocket プロトコルにおいて広範囲に影響を及ぼす脆弱性が発見された (PDF) ことから、本ベータ版から対応を中止している。Mozilla だけでなく Opera も同様に対応を中止しており、Web 開発者は注意されたい。詳細は、Firefox 4 では Websocket を無効化します @modest および Bug 616733 を参照されたい。

全ての修正内容は Firefox 4 Beta 8 Fixes (英語) を、Firefox 4 Beta 8 リリースの詳細な情報は Firefox 4 Beta 8 リリースノート を参照されたい。その他、開発者に向けた情報は Mozilla Developer NetworkFirefox 4 for developers より参照可能となっている。

Firefox 4 Beta 8 は Windows, Mac そして Linux 版が ダウンロード 可能となっている。現時点では日本語版を含む 69 言語版がリリースされている。システム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Bug 587799 および Mozilla Wiki の Firefox/4/Platforms を参照されたい。

冒頭にも書いたように、Firefox 4 Beta 8 は、改良された機能や新しく取り入れられたテクノロジーを正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に、Web 開発者や拡張機能作者を対象に向けたベータ版として公開されている。このベータ版には Mozilla Labs Test Pilot とともに新しい Feedback アドオン が含まれており匿名での調査への参加を求めているほか、別途 Add-on Compatibility Reporter をインストールし、アドオンの対応状況の報告も可能である。ダウンロード/インストールを行なう前に、これは通常利用を目的とした公開ではないことを理解していただきたい。

ダウンロード:
Firefox ベータ版 – 各国語版のダウンロード
リリースノート:
Firefox 4 Beta 8 リリースノート
Firefox 4 Beta 8 に関する情報:
Firefox 4 for developers

Firefox 3.6.13 と 3.5.16 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2010 年 12 月 9 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した Firefox 3.6.13 と Firefox 3.5.16 をリリースした。

Firefox 3.6.13

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 11 件、重要度区分において最高 9 件、 1 件、 1 件が修正されている。

  • MFSA 2010-84 複数の文字エンコーディングにおける XSS 脆弱性
  • MFSA 2010-83 ネットワークエラーページを用いたロケーションバー SSL 表示の偽装
  • MFSA 2010-82 CVE-2010-0179 の不完全な修正
  • MFSA 2010-81 NewIdArray における整数オーバーフロー脆弱性
  • MFSA 2010-80 nsDOMAttribute MutationObserver の解放後使用問題
  • MFSA 2010-79 data: URL の meta refresh を通じて読み込まれた LiveConnect による Java セキュリティ制限の回避
  • MFSA 2010-78 OTS フォントサニタイザの追加
  • MFSA 2010-77 XUL ツリー内で HTML タグを使ったクラッシュとリモートコード実行
  • MFSA 2010-76 window.open と <isindex> 要素によるクローム特権昇格
  • MFSA 2010-75 長い文字列を document.write した後の改行時におけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2010-74 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.13/1.9.1.16)

修正された問題は 67 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List を、その他、Firefox 3.6.13 での改善や既知の問題などの一般的な情報は リリースノート を参照いただきたい。

Firefox 3.6.13 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Firefox 3.6.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの“ソフトウェアの更新を確認”より手動で確認することも可能だ。

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
リリースノート
セキュリティアドバイザリ
セキュリティアドバイザリ
修正されたバグ :
Bug List (英語)

Firefox 3.5.16

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は Firefox 3.6.13 での修正と同様、重要度区分において最高 9 件、 1 件、 1 件が修正されている。
修正された問題は 48 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List を、その他、Firefox 3.5.16 での改善や既知の問題などの一般的な情報は Firefox 3.5.16 リリースノート を参照いただきたい。

Firefox 3.5.16 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Firefox 3.5.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “ソフトウェアの更新を確認” より手動で確認することも可能だ。なお、Firefox 3.5 シリーズのサポート(セキュリティアップデートの提供) はまもなく終了する予定であり、Mozilla では最新バージョンである Firefox 3.6 シリーズへの移行を勧めている。

ダウンロード :
Firefox 旧バージョンのダウンロード
リリースノート :
Firefox 3.5.16 リリースノート
セキュリティアドバイザリ
Firefox 3.5.16 セキュリティアドバイザリ
修正されたバグ :
Bug List (英語)

Thunderbird 3.1.7 と Thunderbird 3.0.11 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2010 年 12 月 9 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird 3.1.7 と Thunderbird 3.0.11 をリリースした。

Thunderbird 3.1.7

このアップデートでは重要度区分において最高 3 件のセキュリティ問題が修正されている。

  • MFSA 2010-78 OTS フォントサニタイザの追加
  • MFSA 2010-75 長い文字列を document.write した後の改行時におけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2010-74 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.13/1.9.1.16)

修正された問題は 84 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List を、その他、Thunderbird 3.1.7 での改善や既知の問題などの一般的な情報は Thunderbird 3.1.7 リリースノートを参照いただきたい。

Thunderbird 3.1.7 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Thunderbird 3.1.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの“ソフトウェアの更新を確認”より手動で確認することも可能だ。

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
Thunderbird 3.1.7 リリースノート
セキュリティアドバイザリ
Thunderbird 3.1 セキュリティアドバイザリ
修正されたバグ :
Bug List (英語)

Thunderbird 3.0.11

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は Thunderird 3.1.7 での修正と同様、重要度区分において最高 3 件が修正されている。
修正された問題は 49 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List を、その他、Thunderbird 3.0.11 での改善や既知の問題などの一般的な情報は Thunderbird 3.0.11 リリースノートを参照いただきたい。

Thunderbird 3.0.11 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Thunderbird 3.0.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの“ソフトウェアの更新を確認”より手動で確認することも可能だ。
なお、 Thunderbird 3.0 シリーズは 2010 年 12 月をもってサポートを終了し、Thunderbird 3.0.11 は 3.0 系の最終版となるため、Mozilla では最新版である Thunderbird 3.1.7 への移行を勧めている。(参考:Press Center | Mozilla Messaging

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
Thunderbird 3.0.11 リリースノート
セキュリティアドバイザリ
Thunderbird 3.0 セキュリティアドバイザリ
修正されたバグ :
Bug List (英語)

SeaMonkey 2.0.11 がリリースされた


Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は、米国時間 2010 年 12 月 9 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した SeaMonkey 2.0.11 をリリースした。

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 11 件、重要度区分において最高 9 件、 1 件、 1 件が修正されている。

  • MFSA 2010-84 複数の文字エンコーディングにおける XSS 脆弱性
  • MFSA 2010-83 ネットワークエラーページを用いたロケーションバー SSL 表示の偽装
  • MFSA 2010-82 CVE-2010-0179 の不完全な修正
  • MFSA 2010-81 NewIdArray における整数オーバーフロー脆弱性
  • MFSA 2010-80 nsDOMAttribute MutationObserver の解放後使用問題
  • MFSA 2010-79 data: URL の meta refresh を通じて読み込まれた LiveConnect による Java セキュリティ制限の回避
  • MFSA 2010-78 OTS フォントサニタイザの追加
  • MFSA 2010-77 XUL ツリー内で HTML タグを使ったクラッシュとリモートコード実行
  • MFSA 2010-76 window.open と <isindex> 要素によるクローム特権昇格
  • MFSA 2010-75 長い文字列を document.write した後の改行時におけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2010-74 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.13/1.9.1.16)

このバージョンでの修正や新機能は SeaMonkey 2.0.11 Release Notes (英語) より確認できる。
SeaMonkey 2.0.11 は Windows, Mac OS X そして Linux 版が用意され、SeaMonkey Project より各国語版がダウンロード可能となっている。

ダウンロード:
SeaMonkey® Project
リリースノート:
SeaMonkey 2.0.11 Release Notes
セキュリティアドバイザリ:
SeaMonkey 2.0 セキュリティアドバイザリ