SeaMonkey 2.0.11 がリリースされた
Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は、米国時間 2010 年 12 月 9 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した SeaMonkey 2.0.11 をリリースした。
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 11 件、重要度区分において最高 9 件、高 1 件、中 1 件が修正されている。
- MFSA 2010-84 複数の文字エンコーディングにおける XSS 脆弱性
- MFSA 2010-83 ネットワークエラーページを用いたロケーションバー SSL 表示の偽装
- MFSA 2010-82 CVE-2010-0179 の不完全な修正
- MFSA 2010-81 NewIdArray における整数オーバーフロー脆弱性
- MFSA 2010-80 nsDOMAttribute MutationObserver の解放後使用問題
- MFSA 2010-79 data: URL の meta refresh を通じて読み込まれた LiveConnect による Java セキュリティ制限の回避
- MFSA 2010-78 OTS フォントサニタイザの追加
- MFSA 2010-77 XUL ツリー内で HTML タグを使ったクラッシュとリモートコード実行
- MFSA 2010-76 window.open と <isindex> 要素によるクローム特権昇格
- MFSA 2010-75 長い文字列を document.write した後の改行時におけるバッファオーバーフロー
- MFSA 2010-74 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.13/1.9.1.16)
このバージョンでの修正や新機能は SeaMonkey 2.0.11 Release Notes (英語) より確認できる。
SeaMonkey 2.0.11 は Windows, Mac OS X そして Linux 版が用意され、SeaMonkey Project より各国語版がダウンロード可能となっている。
- ダウンロード:
- SeaMonkey® Project
- リリースノート:
- SeaMonkey 2.0.11 Release Notes
- セキュリティアドバイザリ:
- SeaMonkey 2.0 セキュリティアドバイザリ
2010/12/10 - 14:42:15 -
[…] This post was mentioned on Twitter by K.I.Matohara, Pontal Home(BOT). Pontal Home(BOT) said: AppandExt : SeaMonkey 2.0.11 がリリースされた http://goo.gl/fb/tmrNB […]