MozillaZine.jp

Mozilla 関連情報の提供、啓蒙活動を行っているオンラインマガジン「MozillaZine」の日本語訳を提供しています。
リリース版 |    Firefox 146.0 ESR 140.6.0 / 115.31.0 Android 版 146.0 Android Focus 146.0 iOS 版 146.0 iOS Focus 143.0 |    Thunderbird 146.0 / 140.6.0esr Android 版 13.0 | SeaMonkey 2.53.22 |
プレビュー版 | Firefox Nightly Developer Edition Beta Android Nightly Beta | Thunderbird Daily Beta Android Beta | SeaMonkey Beta |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android 版 Firefox | iOS 版 Firefox | Android 版 Thunderbird

Firefox 4 for Android および Firefox 4 for Maemo がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 29 日、モバイル端末向けの Firefox のリリース版となる Firefox 4 for Android および Firefox 4 for Maemo をリリースした。Android 向けはこれが初の、Maemo (Nokia N900) 向けは昨年の 1.0、1.1 に続くリリースである。

Firefox Mobile はかつてプロジェクトネームである Fennec として知られていたものであり、先日リリースされた Firefox 4 と同じく Gecko 2.0 Web プラットフォームを基盤としており、デスクトップと同等の環境をモバイル端末に提供している。

タブやワンタッチブックマークなどの便利な機能、さらに使わないときは自動的に隠れるブラウザコントロールによってコンテンツ領域を最大限に確保する配慮がなされている。JavaScript エンジンには新しい JägerMonkey [イェガーモンキー] JIT コンパイラを統合した TraceMonkey JIT と SpiderMonkey インタプリタにより、Android の標準ブラウザと比較すると 3 倍の高速化を実現している。

HTML5、CSS、Canvas、SVG などの標準技術に対応している他、位置情報通知機能、加速度センサー API (端末の傾き検知)、デスクトップ通知などモバイル端末特有の機能にも対応している。これらの機能については、特設サイト Web O’ Wonder で Web 体験のデモが公開されている。

Firefox Sync が標準搭載され、複数のパソコンやスマートフォンで、履歴、ブックマーク、開いているタブ、パスワードを安全に同期する事が可能となっている。

モバイル用の 拡張機能テーマ も増加中であり、Mozilla Japan および AMO からダウンロード可能である。

その他、多くの改良点や新機能が追加されており、これらについては Mozilla Firefox 4 for Android and Maemo Release Notes (英語) や Mozilla Japan ブログよくある質問 を参照されたい。

Firefox Mobile は Android 2.0 以降およびMaemo (Nokia N900) 向けが用意され、10 以上の言語に対応している。Android 向けに関しては ARMv7 を搭載していることも必要であり、Android 2.0 以降でも非対応の端末が存在する。詳細は Android 版 Firefox – 対応機種 および System Requirements wiki (英語) を参照されたい。

iPhone などの iOS 向けにはプラットフォームや配布に関する制約があるため現状では非対応であるが、Firefox Sync で同期している履歴、ブックマーク、開いているタブを参照可能となる Firefox HomeiTunes App Store で配布されている。

ダウンロード :
Android 版 Firefox – スマートフォンに真のフルブラウザを
Mozilla.com | Mobile (英語)
リリースノート :
Mozilla Firefox 4 for Android and Maemo Release Notes (英語)
情報 :
Mozilla Japan ブログ – Android 版 Firefox 4、ついに公開 – Firefox のパフォーマンスと拡張性をスマートフォンにも #fx4 #fxmobile
Android 版 Firefox – よくある質問

Camino 2.0.7 がリリースされた


米国時間 2011 年 3 月 22 日、Camino Project は Gecko ベースの Mac OS X 専用ブラウザである Camino のセキュリティ問題を修正した Camino 2.0.7 をリリースした。

このアップデートでは下記二点の修正が行われている。

  • 不正な SSL 証明書の処理への対処
  • 一部の Java applet による新規ウィンドウを開く機能を回復させた。

その他、Camino 2.0.7 での既知の問題や詳細な情報は Camino 2 Release Notes (英語) を参照されたい。

Camino 2.0.7 は日本語を含む 15 カ国語 から利用可能となっており、Camino Project ウェブサイトよりダウンロード可能である他、既存の Camino 2.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Camino メニューの “アップデートの確認” より手動で確認することもできる。
なお、Camino 2 の動作環境は、Gecko 1.9.0 ベースレンダリングエンジンへの変更に伴い Firefox 3 と同様 Mac OS 10.4 以降となっているため、Mac OS 10.3.9 ユーザは Camino 1.6.x を利用いただきたい。

ダウンロード:
Camino Project (Mac OS 10.4 以降)
リリースノート:
Camino 2 Release Notes (英語)

SeaMonkey 2.0.13 がリリースされた


Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は、米国時間 2011 年 3 月 23 日、セキュリティ問題を修正した SeaMonkey 2.0.13 をリリースした。

このアップデートでは、Firefox 3.6.16/3.5.18 と同内容、重要度区分において 1 件【MFSA 2011-11 HTTPS 証明書ブラックリストの更新】が修正された他、全てのプラットフォームにおける Mail & Newsgroup のクラッシュ問題 (セキュリティ問題以外での) を修正している。

このバージョンでの修正や新機能は SeaMonkey 2.0.13 Release Notes (英語) より確認できる。
SeaMonkey 2.0.13 は Windows, Mac OS X そして Linux 版が用意され、SeaMonkey Project より各国語版がダウンロード可能となっている。

ダウンロード:
SeaMonkey® Project
リリースノート:
SeaMonkey 2.0.13 Release Notes
セキュリティアドバイザリ:
SeaMonkey 2.0 セキュリティアドバイザリ

Firefox 3.6.16 と 3.5.18 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 21 日、セキュリティ問題を修正した Firefox 3.6.16 と 3.5.18 をリリースした。

このアップデートでは、重要度区分において 1 件のセキュリティ問題への修正が行われた。

  • MFSA 2011-11 HTTPS 証明書ブラックリストの更新

この修正により、公開サイト用に発行された、不正な SSL 証明書をブラックリストへ追加している。これはFirefox だけに影響する問題ではなく、この証明書は発行者によって既に失効されている。この証明書を受け入れることで、信用できないネットワーク上にいるユーザが不正な証明書を使用しているサイトへ誘導され、正規サイトであると誤解した場合、ユーザ名、パスワードなどの個人情報がだまし取られるおそれや、信頼できるサイトから提供されたものと思い込みからユーザがマルウェアをインストールさせられる可能性があった。(参考 : Firefox Blocking Fraudulent Certificates at Mozilla Security Blog)

この問題は Firefox 3.6.16 と 3.5.18 で修正され、既にリリースされた Firefox 4 はリリース候補版で修正されているため影響を受けない。

Firefox 3.6.16 と 3.5.18 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Firefox 3.6.15 と 3.5.17 ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “ソフトウェアの更新を確認” より手動で確認することも可能だ。
なお、Firefox 3.5 については予定以上のサポート延長が行われているが、予告なく終了する可能性を 告知しており、Firefox 3.6 については Firefox 4 の公開から 6 か月後に終了を予定しているため、Mozilla ではできる限り早い時期に Firefox 4.0 へのアップグレードを行うことを勧めている。

Firefox 3.6.16

ダウンロード :
Firefox 旧バージョンのダウンロード
リリースノート :
Firefox 3.6.16 リリースノート

Firefox 3.5.18

ダウンロード :
Firefox 旧バージョンのダウンロード
リリースノート :
Firefox 3.5.18 リリースノート

Firefox 4 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 22 日、Firefox の 14 か月ぶりのメジャーアップデート版である Firefox 4 をリリースした。

Firefox 4 は Gecko 2.0 Web プラットフォームを基盤とし、JavaScript エンジンに新しい JägerMonkey [イェガーモンキー] JIT コンパイラを統合、既存の TraceMonkey JIT と SpiderMonkey インタプリタにも改良を加えた結果、大幅な実行速度の高速化が図られた他、起動時間の短縮、Web アプリケーションの実行、グラフィクスの表示と、全般的な高速化も実現している。刷新されたユーザインターフェースは、アプリケーションタブ (App Tabs) やタブグループ (Panorama) などの新機能により、簡単で効率的な Web ブラウジングを提供している。セキュリティ面においては、Do Not Track (行動追跡の拒否) や Content Security Policy といったプライバシー・セキュリティ機能も備える。また、これまでは追加機能としてインストールされていた Firefox Sync が標準搭載され、複数のパソコンやスマートフォンで、履歴、ブックマーク、開いているタブ、パスワードを安全に同期する事が可能となっている。
その他、Firefox 4 では多くの改良点や新機能が追加されており、これらについては Firefox 4 リリースノートMozilla Japan ブログ を参照されたい。

Firefox 4 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla Japan ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。なお、Firefox 4 のシステム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Firefox 4 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
Firefox 4 リリースノート
情報 :
Mozilla Japan ブログ – 全世界 4 億人のユーザに向けて Firefox 4 の正式版を公開しました

Firefox 4 Release Candidate 2 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 18 日、次期 Firefox のリリースに向けた候補版である Firefox 4 Release Candidate 2 をリリースした。これは開発者や拡張機能作者を対象に、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に公開されている。

Firefox 4 Release Candidate 2 は Gecko 2.0 に基づいている。本リリース版での修正は以下のとおりである。

  • いくつかの不正な HTTPS 証明書のブラックリストへの追加
  • 29 言語のローカライズの更新
  • ベトナム語のローカライズの追加

Firefox 4 Release Candidate 2 リリースの詳細な情報は Firefox 4 Release Candidate 2 リリースノート (英語) を参照されたい。
その他、開発者に向けた情報は Mozilla Developer CenterFirefox 4 for developers より参照可能となっている。

Firefox 4 Release Candidate 2 は Windows, Mac そして Linux 版がダウンロード可能となっており、日本語を含めて 83 言語で利用可能である。また、Release Candidate 1 からは自動更新でアップデート可能である。システム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Firefox 4 システム要件 を参照されたい。

冒頭にも書いたように、Firefox 4 Release Candidate 2 は、改良された機能や新しく取り入れられたテクノロジーを正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に、Web 開発者や拡張機能作者を対象に向けたベータ版として公開されている。ダウンロード/インストールを行う前に、これは通常利用を目的とした公開ではないこと を理解していただきたい。

また、アドオンの互換性のチェックのため、Add-on Compatibility Reporter を導入することで Firefox 4 に非対応のアドオンを Release Candidate 2 上で有効にすることができ、動作に問題がある場合にはレポートを送信することができる。このレポートは AMO 経由でアドオンの作者に送られ、Firefox 4 への対応を行う助けになるだろう。

ダウンロード:
Firefox 4 リリース候補版 – 各国語版のダウンロード
リリースノート:
Mozilla Firefox 4 Release Candidate 2 リリースノート
Firefox 4 Release Candidate 2 に関する情報:
Firefox 4 for developers

Firefox 4 Release Candidate 1 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 9 日、次期 Firefox のリリースに向けた候補版である Firefox 4 Release Candidate 1 をリリースした。これは開発者や拡張機能作者を対象に、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に公開されている。

Firefox 4 Release Candidate 1 は Gecko 2.0 に基づいている。本リリース版までのすべての修正は Firefox 4 RC 1 Fixes (英語) より確認できる。

Firefox 4 Release Candidate 1 リリースの詳細な情報は Firefox 4 Release Candidate 1 リリースノート (英語) を参照されたい。
その他、開発者に向けた情報は Mozilla Developer CenterFirefox 4 for developers より参照可能となっている。

Firefox 4 Release Candidate 1 は Windows, Mac そして Linux 版がダウンロード可能となっており、日本語を含めて 79 言語で利用可能である。また、Beta 12 からは自動更新でアップデート可能である。システム要件は Mac OS X に関してはFirefox 3.6 から変更されており、10.4 (Tiger) のサポートが終了する他、 PowerPC 環境での Max OS X のサポートも終了する。詳細は Firefox 4 システム要件 を参照されたい。

冒頭にも書いたように、Firefox 4 Release Candidate 1 は、改良された機能や新しく取り入れられたテクノロジーを正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得ることを目的に、Web 開発者や拡張機能作者を対象に向けたベータ版として公開されている。ダウンロード/インストールを行う前に、これは通常利用を目的とした公開ではないこと を理解していただきたい。

また、アドオンの互換性のチェックのため、Add-on Compatibility Reporter を導入することで Firefox 4 に非対応のアドオンを Release Candidate 1 上で有効にすることができ、動作に問題がある場合にはレポートを送信することができる。このレポートは AMO 経由でアドオンの作者に送られ、Firefox 4 への対応を行う助けになるだろう。

ダウンロード:
Firefox 4 リリース候補版 – 各国語版のダウンロード
リリースノート:
Mozilla Firefox 4 Release Candidate 1 リリースノート
Firefox 4 Release Candidate 1 に関する情報:
Firefox 4 for developers

SeaMonkey 2.0.12 がリリースされた


Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は、米国時間 2011 年 3 月 2 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した SeaMonkey 2.0.12 をリリースした。

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 9 件、重要度区分において最高 7 件、 1 件、 1 件が修正されている。

  • MFSA 2011-10 プラグインと 307 リダイレクトによる CSRF リスク
  • MFSA 2011-08 ParanoidFragmentSink がクロームドキュメント内で javascript: URL を許容してしまう
  • MFSA 2011-07 文字列構築時のメモリ破壊 (Windows)
  • MFSA 2011-06 Web Worker における解放後使用の問題
  • MFSA 2011-05 JavaScript の極小マッピングにおけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2011-04 JavaScript upvarMap におけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2011-03 JSON.stringify における解放後使用の問題
  • MFSA 2011-02 eval の再帰呼び出しによって確認ダイアログの評価が true となってしまう
  • MFSA 2011-01 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.14/1.9.1.17)

このバージョンでの修正や新機能は SeaMonkey 2.0.12 Release Notes (英語) より確認できる。
SeaMonkey 2.0.12 は Windows, Mac OS X そして Linux 版が用意され、SeaMonkey Project より各国語版がダウンロード可能となっている。

ダウンロード:
SeaMonkey® Project
リリースノート:
SeaMonkey 2.0.12 Release Notes
セキュリティアドバイザリ:
SeaMonkey 2.0 セキュリティアドバイザリ

Firefox 3.6.15 と Thunderbird 3.1.9 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 4 日、互換性の問題を修正した Firefox 3.6.15 と Thunderbird 3.1.9 をリリースした。

本リリースは、先日リリースされた Firefox 3.6.14 と Thunderbird 3.1.8 で報告された一部の Java アプレットの読み込みに失敗する問題および更新後のクラッシュに関する問題の修正となっている。

修正された問題はそれぞれ 24 件および 25 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List (Firefox, Thunderbird) を、その他の改善や既知の問題などの一般的な情報はリリースノート (Firefox, Thunderbird) を参照いただきたい。

Firefox 3.6.15 および Thunderbird 3.1.9 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの“ソフトウェアの更新を確認”より手動で確認することも可能だ。

Firefox

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
Firefox 3.6.15 リリースノート
修正されたバグ :
Bug List (英語)

Thunderbird

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
Thunderbird 3.1.9 リリースノート
修正されたバグ :
Bug List (英語)

Firefox 3.6.14 と 3.5.17 がリリースされた


Mozilla は米国時間 2011 年 3 月 1 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した Firefox 3.6.14 と Firefox 3.5.17 をリリースした。

Firefox 3.6.14

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 10 件、重要度区分において最高 8 件、 1 件、 1 件が修正されている。

  • MFSA 2011-10 プラグインと 307 リダイレクトによる CSRF リスク
  • MFSA 2011-09 破損した JPEG 画像によるクラッシュ
  • MFSA 2011-08 ParanoidFragmentSink がクロームドキュメント内で javascript: URL を許容してしまう
  • MFSA 2011-07 文字列構築時のメモリ破壊 (Windows)
  • MFSA 2011-06 Web Worker における解放後使用の問題
  • MFSA 2011-05 JavaScript の極小マッピングにおけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2011-04 JavaScript upvarMap におけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2011-03 JSON.stringify における解放後使用の問題
  • MFSA 2011-02 eval の再帰呼び出しによって確認ダイアログの評価が true となってしまう
  • MFSA 2011-01 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.14/1.9.1.17)

修正された問題は 41 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List を、その他、Firefox 3.6.14 での改善や既知の問題などの一般的な情報は Firefox 3.6.14 リリースノート を参照いただきたい。

Firefox 3.6.14 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Firefox 3.6.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの“ソフトウェアの更新を確認”より手動で確認することも可能だ。

ダウンロード :
Mozilla Japan
リリースノート :
Firefox 3.6.14 リリースノート
セキュリティアドバイザリ
Firefox 3.6.14 セキュリティアドバイザリ
修正されたバグ :
Bug List (英語)

Firefox 3.5.17

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 10 件、重要度区分において最高 8 件、 1 件、 1 件が修正されている。

  • MFSA 2011-10 プラグインと 307 リダイレクトによる CSRF リスク
  • MFSA 2011-08 ParanoidFragmentSink がクロームドキュメント内で javascript: URL を許容してしまう
  • MFSA 2011-07 文字列構築時のメモリ破壊 (Windows)
  • MFSA 2011-06 Web Worker における解放後使用の問題
  • MFSA 2011-05 JavaScript の極小マッピングにおけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2011-04 JavaScript upvarMap におけるバッファオーバーフロー
  • MFSA 2011-03 JSON.stringify における解放後使用の問題
  • MFSA 2011-02 eval の再帰呼び出しによって確認ダイアログの評価が true となってしまう
  • MFSA 2011-01 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.14/1.9.1.17)
  • MFSA 2010-74 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.13/1.9.1.16) (本リリースにて修正)

修正された問題は 30 件、これら修正内容は Bugzilla@Mozilla Bug List を、その他、Firefox 3.5.17 での改善や既知の問題などの一般的な情報は Firefox 3.5.17 リリースノート を参照いただきたい。

Firefox 3.5.17 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Firefox 3.5.x ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “ソフトウェアの更新を確認” より手動で確認することも可能だ。なお、Firefox 3.5 シリーズのサポート(セキュリティアップデートの提供) はまもなく終了する予定であり、Mozilla では最新バージョンである Firefox 3.6 シリーズへの移行を勧めている。
(参考:Mozilla Japan ブログ)

ダウンロード :
Firefox 旧バージョンのダウンロード
リリースノート :
Firefox 3.5.17 リリースノート
セキュリティアドバイザリ
Firefox 3.5.17 セキュリティアドバイザリ
修正されたバグ :
Bug List (英語)