SeaMonkey 2.0.12 がリリースされた
Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は、米国時間 2011 年 3 月 2 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した SeaMonkey 2.0.12 をリリースした。
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 9 件、重要度区分において最高 7 件、高 1 件、中 1 件が修正されている。
- MFSA 2011-10 プラグインと 307 リダイレクトによる CSRF リスク
- MFSA 2011-08 ParanoidFragmentSink がクロームドキュメント内で javascript: URL を許容してしまう
- MFSA 2011-07 文字列構築時のメモリ破壊 (Windows)
- MFSA 2011-06 Web Worker における解放後使用の問題
- MFSA 2011-05 JavaScript の極小マッピングにおけるバッファオーバーフロー
- MFSA 2011-04 JavaScript upvarMap におけるバッファオーバーフロー
- MFSA 2011-03 JSON.stringify における解放後使用の問題
- MFSA 2011-02 eval の再帰呼び出しによって確認ダイアログの評価が true となってしまう
- MFSA 2011-01 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.14/1.9.1.17)
このバージョンでの修正や新機能は SeaMonkey 2.0.12 Release Notes (英語) より確認できる。
SeaMonkey 2.0.12 は Windows, Mac OS X そして Linux 版が用意され、SeaMonkey Project より各国語版がダウンロード可能となっている。
- ダウンロード:
- SeaMonkey® Project
- リリースノート:
- SeaMonkey 2.0.12 Release Notes
- セキュリティアドバイザリ:
- SeaMonkey 2.0 セキュリティアドバイザリ