SeaMonkey 1.0.6、オールインワンインターネットスイートのセキュリティと安定性のアップデートがリリースされた。SeaMonkey 1.0.6 リリースノート に詳細な情報が掲載されている。
対開発者とテスターの SeaMonkey 1.1 ベータ・バージョンもリリースされた。新機能は、タブプレビュー、スペル・チェック、Eメールにタグを付けるシステム、改善された Linux スタートアップ・スクリプト、より優れたメール通知と更新された Chatzilla IRC クライアントが含まれる。SeaMonkey 1.1 ベータ リリースノート に詳細な情報がある。
[ 原文 / 2006年11月8日(水) ]
Gecko 1.8 ブランチに基づいた Mozilla 製品のセキュリティと安定性のアップデートがリリースされた。
Firefox 1.5.0.x のセキュリティと安定性のアップデートは 2007年 4月まで続けられる。全てのユーザは、Firefox 2 にアップグレードすることを強く推奨する。
より詳細な情報については、Mozilla Firefox 1.5.0.8 リリースノート とMozilla Thunderbird 1.5.0.8 リリースノートを見なさい。
[ 原文 / 2006年11月8日(水) ]
Mozilla Foundation と Adobe Systems Inc. は Adobe が Adobe Flash Player で使われているバーチャル・マシンのソースコード を MozillaFoundation に寄付したことを発表した。
Adobe Flash Player 9 は ActionScript 3.0 で書かれたアプリケーションを実行し, ECMAScript 言語仕様に基づいた 1つのプログラム言語である。Javascript、Netscape によって開発され、そして Firefox ウェブ・プラウザで使われているこのスクリプト言語もまた ECMAScript スタンダードに基づいたものである。
Mozilla Foundation は Adobe が寄付したバーチャル・マシン・コードを使い、新しいオープン・ソース・プロジェクトのホストとしてつとめ、Tamarin （タマリン）と命名した。Javascript の著者である Brendan Eich は Mozilla に対して開発者を歓迎する掲示をウェブログ に書かれた。 Frank Hecker は Tamarin プロジェクトの特徴についての詳細を書いた。Mitchell Baker は Mozilla のゴールと Tamarin の結び付き に対する彼女の思いを書いた。
[ 原文 / 2006年11月8日(水) ]
The Mozilla Corporation が公式に Mozilla Firefox 2 を Microsoft Windows、Mac OS X 、そして Linux 用にリリースした。Microsoft Internet Explorer 7 がリリースされたすぐ後に、Firefox 2 は刷新されたユーザインタフェースと、アンチフィッシング防衛機能、組み込み検索機能、タブブラウジングの変更、中断されたセッションの復旧、Web フィードのよりよいサポート、インラインスペルチェック、マイクロサマリーのサポートとその他多くの機能強化を提供した。
Firefox 2 を最初に起動する際に、多くのユーザは更新されたデフォルトテーマに気づくだろう。この変更は、デザインとユーザビリティを、Firefox 1.0 で使われていたそれよりも刷新し、かといって不快で前衛的な変化は伴わなかった。
デザインの提案は３つのエージェンシー、MetaDesign, Radiant Core そして Raizlabs によって提案された。Radiant Core の提案が採用され、完成されたプロダクトのために開発された。
ボタンやその他の視覚的要素の刷新に加え、新しいデザインは Go ボタンをロケーションバーに連結し、検索バーにも同様の機能を備えたボタンが追加された。複数のクリック可能なボタン（例えばロケーションバーのフィードアイコンや検索バーのサーチエンジンアイコン）が刷新され、それらがインタラクティブなものであるとよりはっきりわかるようになった。
Firefox 2 の Phishing Protection フィッシング防衛機能は Firefox Google ツールバー の Google Safe Browsing 機能に基づき、検索の巨人によって提供されたコードを使って開発された。初期設定では、フィッシング防衛機能は訪問するすべてのページを既知のフィッシングサイトのブラックリストと照合し、そのサイトが不正なものであれば警告を表示する。このリストは Firefox で機能が有効にされている間は定期的に更新される。
よりよいリアルタイムな安全性確保のために、ユーザは訪問するそれぞれのサイトの詳細を、リモートサービスに送付するようにユーザは選択することが出来る（オプション／設定ウィンドウのセキュリティパネルから設定可能、現在は Google が唯一サービスプロバイダだが、その他のフィッシングデータプロバイダもサポート可能だ）。この機能が有効にされると、訪問する全てのページの URL が Google に対してセキュアな接続を通じて送付される。更に、ユーザがどのようにフィッシングの警告に対応したかという詳細も送付される。リアルタイムチェックが防護機能を提供してくれる一方で、プライバシーに関しては明確な影響がある。これが、ローカルリストのみがデフォルトで有効にされている理由でもある。
（以下翻訳中・・・）
[ 原文 / 2006年10月18日(水) ]
Jay Patel の書き込み: “Mozilla QA チームとコミュニティは新しいホームページが必要(我々にはまだ http://www.mozilla.org/quality はあるが 時代遅れの上、wikis は可愛く見えない)… だから、我々は QMO を計画し始めた (http://quality.mozilla.org)。
“今、このサイトはベーシックなワードプレス・ブログ設定になっているが、コミュニティの助けをもって変更して欲しい！QMO を旨くデザインされた、ユーザに優しい、そしてどきどきした気持ちで訪問できる刺激なウェッブサイトに変えるためのウェッブテンプレート/ワードプレス・テーマにする助けをしてくれる有能なウェッブ・デザインナーとアーティストを探している。QMO が我々のユーザにより QA について学べるような中心的場所を提供できることを望んでおり、一緒によりよく働き、そして Mozilla コミュニティに関わる新しい方法を見つけたい。
“私はアーティストではなく、そしてワードプレスを使い始めたばかりですので自分でテーマをまとめようとして悲惨にも失敗した。“Firefox”のテーマを 1つ見つけたがそれは Firefox 1.0 アートに基づいており、QMO に合わない気がした。だから、我々に協力して新鮮且つ新しいデザインのあるテーマ/テンプレートを qmo@mozilla.org に ‘QMO の テーマ‘ とする件名をつけて送りください。
“我々の QMO 計画についての詳細は http://wiki.mozilla.org/Mozilla_QA_コミュニティ: QMO_デザインで見つけられる。QMO を実現するために我々が一緒に働いたことを記し、そして進行トラックをキープする最高の場所です！貴方のアイデアやコメントを気軽に書き込んで下さい。
“もし、QMO のテーマとして貴方のを採用した場合、貴方は QMO ホール初の栄誉メンバーになり、Mozilla QA チームからもスペシャル・ギフトを受け取ることになるでしょう。🙂 読んでくれて有難う、そしてクールなアイデアを幾つか送ってね。素晴らしいデザインを楽しみにしているよ！ “
[ 原文 / 2006年10月18日(水) ]
Camino アップデート ウェッブログはCamino 1.1の最初のアルファ・バージョン が利用できることを発表した。他の改善をしている間、Camino 1.1アルファ1はタブ・ブラウジングするためのシングル･ウィンドウ･モードが追加され、システムーワイドのMac OS Xのスペール・チェッカーをサポートし、RSS/アトム・フィード（データ構造の基本要素供給）探知のほか、クッキーとダウンロード・オプションが改善された。
アルファはGecko 1.8.1をベースにしており、これは次のMozilla Firefox 2リリースの基礎ともなっている。Camino 1.1 アルファ 1 はMac OS X 10.2（ジャガー）のサポートを落とし、ユーザーは最低でもMac OS X 10.3（パンサー）を利用してこのプログラムを実行することを意味する。
より詳細な情報とダウンロードリンクはbeta.caminobrowser.org サイトで見つけられる。Camino 1.1 アルファ 1 リリース・ノート には変更点や既知バグの詳細リストがある。
[ 原文 / 2006年10月18日(水) ]
最新号の インフォメーションウィーク に ビジネスがどのように今月リリースされるMicrosoft Internet Explorer 7 と Mozilla Firefox 2に反応すべきかのカバーストーリーが掲載された。記事には二つのブラウザ・バージョンの新機能についての概要のほか、企業との関わり合いについてのコメントなども含まれていた。テキストの多くはマイクロソフト、Mozillaコポーレーション、及びIT意思決定メーカーの代表者の言葉を引用する形となった。
記事はFirefoxがビジネス・スペースにおいて遅れていることを強調したが、最近の経過についてもレポートされた。ジュピター・リサーチによると、200人以上の従業員を有する会社の社員がデスクトップにFirefoxを使っている割合は2005年の26％から今年44％に増えたことがわかった。
話題はまた、二つのブラウザの将来バージョンにも目を向けられた。Firefox 3が５月にリリースされるデーツが引用されたほか、レポートはマクロソフトがIEを18ヶ月間以内にアップデットを発表することを繰り返し伝えた。
記事にはIE7とFirefox 2にある八つの主な機能概要がスクリーン・ショットで添えられた。 ハイライトされたFirefoxのサーチバーが実際はロケーション･バーであることを指摘するのを失礼かと思い、だから指摘しなかった。
火曜に、カバーストーリーがウェッブに掲載された次の日、インフォメーション・ウィークは 記事の為のBlake Rossがメール・インタビューに対する返事からの抜粋 (Blakeが書き入れた最終部から極めて少ない直接的な引用)を公表した。 そのコメントには、“Rossは嫌気なく考えを話すほか、常に洞察に満ちた何かを言おうとしている。” リンクの提供に対してロースマン（roseman）に感謝する。
今週当初に、Blakeはインフォメーション・ウィークに対する返事として彼の長めのメールをBlakeRoss.com ウェブログに掲載したが、その後それを削除した。彼が当初メール交換を発表した時、カバーストーリーが“[彼の]ポジションを誤って伝えた”からだとBlakeは話した。Blakeはインフォメーション・ウィークにコメントをメールしたが、その雑誌はウェッブサイトに掲載するのを選択せず、ほとんどはBlakeがマイクロソフトとMozillaとの間の戦いに注目した記事に対する非難が中心となっており、非営利的且つ商業的ゴールを達成するプレッシャーに欠けたMozilla財団にとっては、比較的重要なことではないと彼はそう見えたからだ。
更新: 削除されたBlakeのウェッブログは再掲載され、http://www.blakeross.com/browser-wars/からアクセス出来る。
[ 原文 / 2006年10月18日(水) ]
Mozilla Firefox 2 リリース候補3が今 ダウンロードできるようになった。以前リリース候補ビルドのユーザーは、ソフトウェアアップデート機能を利用してアップグレードすることが出来る。
リリース候補3は以前のリリース候補ビルドを利用する人々のフィードバックから得られた結果を元にした幾つかのバグ修正済み箇所を含めるほか、数箇所のセキュリティと安定性が更新された。詳細については、Mozilla Firefox 2 リリース候補3リリースノートを参照しなさい。
[ 原文 / 2006年10月17日(火) ]
Calendar ウェブログ に Calendar・テスト・デー 10月 17日火曜日の詳細がある。 テスト･デーは Mozilla コミュニティの関心を持つメンバーにバグを見つけて報告することで Lightning と Sunbird プロジェクトの質的努力をより確かにするために寄与する。このテスト・デーは Lightning/Sunbird と他のカレンダー・アプリケーションとのインターオペラビリティ（相互運用性）をテストするために用いられる。
テストは #calendar-qa channel of irc.mozilla.org で行う。テスターはトランク・ナイトリー・ビルドの最新 Lightning と Sunbird を使用しなければならない。テスト･デーに最大の貢献をした二人のテスターには商品も用意される。10月 17日の Calnedar テスト･デーの Mozilla Wiki ページ には参加するための完全な手順が掲載してある。
25時間テスト･デーは火曜の夜中 UTC/GMT 時間から水曜日の 1：00 am UTC/GMT 時間まで行われる。これはマウンテン・ビュー(太平洋の夏時間)時間の月曜 5：00pm から火曜 6：00pm、NY時間の月曜 8：00pm から火曜 9：00pm、ロンドン時間の火曜 1：00am から水曜 2：00am、モスコー時間の火曜 4：00am から水曜 5：00am、北京時間の火曜 8：00am から水曜9：00am、東京時間の火曜 9：00am から水曜 10：00am、そしてシドニー時間の火曜 10：00am から水曜 11：00am に相当する。
[ 原文 / 2006年10月16日(月) ]
BetaNews はJavaScript 1.7のMozilla Firefox 2.0のサポートを発表した。 記事にはMozillaコポーレーションのエンジニア・バイスプレジデントであるMike Schroepfer からのコメントのほか、ジェネレーター（生成プログラム）とアイテレーター（反復子）を含めたJavaScript 1.7のいくつかの新機能が紹介された。また、次のJavaScript 2.0についても議論された。
開発者のためのFirefox 2に関するより広いセクションの一部としてMozilla開発センター にはJavaScript 1.7の新機能についてより詳細な資料がある。
JavaScriptの有効化されたブラウザとしてNetscape Navigator 2.0 が最初で、1996年代のウェッブ開発者にJavaScript 1.0を使ったウェッブ操作を提供した。以降のブラウザーはJavaScript言語の後バージョンとしてリリースされ、Firefox 1.5はJavaScript 1.6をサポート。JavaScript 1.7のサポートはFirefox 2.0 Beta 1.で紹介された。
[ 原文 / 2006年10月16日(月) ]
