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Mozilla 関連情報の提供、啓蒙活動を行っているオンラインマガジン「MozillaZine」の日本語訳を提供しています。
リリース版 | Firefox 76.0.1 ESR 68.8.0 Android 68.8.1 Focus 8.3.0 iOS 25.1 | Thunderbird 68.8.1 | SeaMonkey 2.53.2 |
プレビュー版 | Firefox Nightly Beta Developer Edition Android Nightly Beta Preview Nightly Preview | Thunderbird Beta |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android | Firefox OS | iOS

Thunderbird 68.8.1 がリリースされた


Thunderbird

Thunderbird コミュニティは米国時間 2020 年 5 月 22 日、バージョン 68.8.0 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Thunderbird 68.8.1 をリリースした。

Thunderbird 68.8.1 では、Thunderbird 60 からの自動アップグレードが行われる。カレンダーアドオンである Lightning をインストールしている場合、こちらも新しい Thunderbird に適合したバージョンへの自動アップデートが行われる。 Lightning に関して問題が発生した場合には、トラブルシューティング記事 を参照されたい。

Thunderbird 68.8.1 での新機能や改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

修正
IMAP の安定性の向上
修正
IRC のトピック変更内の HTML タグが正しくレンダリングされない問題を修正
修正
MailExtensions: Websockets を利用できない問題を修正


Thunderbird 68.8.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 68.8.1 についての一般的な情報は Thunderbird 68.8.1 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 68.8.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 60 のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。

Thunderbird 68.8.1 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 68.8.1 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
thunderbird.net
リリースノート:
Thunderbird 68.8.1 リリースノート
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox for Android 68.8.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 5 月 11 日、バージョン 68.8 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Firefox for Android 68.8.1 をリリースした。デスクトップ版 Firefox 76.0.1 および Firefox ESR 68.8.0 はこの問題の影響を受けない。

新機能及び改良点

修正
複数の小さなバグの修正


Firefox for Android 68.8.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、Firefox for Android 68.8.1 についての一般的な情報は リリースノート を参照されたい。

Firefox for Android 68.8.1 は Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Mozilla, Google Play
リリースノート:
Firefox for Android 68.8.1 リリースノート
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 68.8.1 (英語)

Firefox 76.0.1 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 5 月 8 日、デスクトップ版バージョン 76.0 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Firefox 76.0.1 をリリースした。Firefox for Android 68.8.0 および Firefox ESR 68.8.0 はこの問題の影響を受けない。

修正
Amazon Assistant などいくつかのアドオンにおいて、複数の onConnect イベントを参照する際に機能しなくなる問題を修正 (bug 1635637)
修正
特定の nVidia ドライバーがインストールされた 32 ビット版 Windows 環境においてクラッシュする問題を修正 (bug 1635823)

Firefox 76.0.1 についての一般的な情報はリリースノートを参照されたい。

Firefox 76.0.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。また、Windows、Mac OS X、Linux 版の既存の Firefox ユーザには自動アップデート経由でアップデートが提供されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
Mozilla
リリースノート:
Firefox 76.0.1 リリースノート
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox 76.0.1 (英語)

SeaMonkey 2.53.2 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2020 年 5 月 3 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のメジャーアップデート版である SeaMonkey 2.53.2 をリリースした。

SeaMonkey 2.53.2 は Firefox ESR 60.3 と同じレンダリングエンジン Gecko 60 を搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 60.3/Thunderbird 60.3 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。

ユーザープロファイルの構成の変更に伴い、バージョン 2.49.5 以前からのアップグレードに際して以下の注意点がある。

  • マスターパスワードを利用している場合にはバージョン 2.53.1 以降へのアップデートの前にこれを解除する必要がある。設定メニューの「マスターパスワードを変更」から、パスワード欄を空白にすることでマスターパスワードを解除できる。「パスワードのリセット」機能を使うと、保存されているすべてのログイン情報が削除されるため注意が必要である。
  • アップデートの完了後には、プロファイルフォルダー内の key3.db および cert8.db の 2 つのファイルを削除する必要がある。これはログイン情報を含む古い形式のファイルである。

Chatzilla、DOM Inspector、Lightning に加え、SeaMonkey Debug and QA UI のベータ版が本リリースには同梱されている。

新機能及び改良点

このアップデートでは、Firefox ESR 60.3/Thunderbird 60.3 相当の機能修正が行われているほか、以下の SeaMonkey 固有の修正が行われている。

SeaMonkey
bug 1625754 により、スクロールバーが gtk3 ネイティブテーマに変更された。スクロールバーボタンが表示されない場合、~/.config/gtk-3.0/gtk.css を編集し以下を追加されたい:

    * {
      -GtkScrollbar-has-backward-stepper: 1;
      -GtkScrollbar-has-forward-stepper: 1;
    }
SeaMonkey
ダウンロードダイアログが修正され、正しいステータスが表示されるようになった。いくつかのウェブサイトにおいて残り時間が表示されない問題については継続して調査中である
SeaMonkey
フィンランド語およびグルジア語のサポートを追加
SeaMonkey
ウェブサイトの互換性の問題とプライバシー保護の観点から、Lightning のバージョン情報をユーザーエージェント文字列および設定ダイアログから除去
SeaMonkey
Windows: Advanced Layers の有効化によるいくつかのウェブサイトにおけるパフォーマンスの向上。グラフィック上の問題が発生する場合には、”layers.mlgpu.enabled” を false にすることで無効化できる
SeaMonkey
Linux: OS ネイティブのアプリ選択を利用するかどうかを設定ペインから選択できるようになった
SeaMonkey
モダンテーマにおける、ポップアップ通知のスタイルの改善とカラムヘッダーへの表示順の矢印の表示
SeaMonkey
ブックマークパネルにおけるカラムピッカーとフォルダービューの復活
SeaMonkey
「右側のタブをすべて閉じる」機能を実装
SeaMonkey
メールニュースタブをバックグラウンドで開くかどうかの設定をブラウザータブの設定から分離し、メールとニュースグループの設定ペインから設定できるようになった
SeaMonkey
ニュースグループへの返信時に受信者が設定されない問題を修正
SeaMonkey
アドレス帳の名前の重複を避けるようになった
SeaMonkey
Lunix: gtk3 を使用するようになった。これにより問題が起きた場合には、バグを登録し Switch Linux builds to GTK3 with SeaMonkey 2.49 に関連付けされたい。SeaMonkey だけでなく Thunderbird、Firefox においても同様の問題が発生している

セキュリティ修正

本項執筆時点で、新機能および改良点の詳細は公開されていないが、 Firefox ESR 60.3/Thunderbird 60.3 相当のセキュリティ修正に加え、Firefox 74 系列からのバックポートによるセキュリティ修正が行われている。

SeaMonkey 2.53.2 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 22 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。ほとんどの環境において既存の SeaMonkey ユーザへの自動アップデート経由での通知および手動でのアップデートは提供されていないため、インストーラをダウンロードし既存のバージョンに上書きインストールする必要がある。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.53.2
リリースノート:
Release notes

Thunderbird 68.8 がリリースされた


Thunderbird

Thunderbird コミュニティは米国時間 2020 年 5 月 5 日、新機能の追加及び安定性の問題を修正した Thunderbird のマイナーアップデート版である Thunderbird 68.8.0 をリリースした。

Thunderbird 68.8.0 は Firefox 68 と同じレンダリングエンジンを搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 68.8 相当となっている。

Thunderbird 68.8.0 では、Thunderbird 60 からの自動アップグレードが行われる。カレンダーアドオンである Lightning をインストールしている場合、こちらも新しい Thunderbird に適合したバージョンへの自動アップデートが行われる。 Lightning に関して問題が発生した場合には、トラブルシューティング記事 を参照されたい。

Thunderbird 68.8.0 での新機能や改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

修正
アカウントマネージャー: テキストフィールドが小さすぎることがある問題を修正
修正
アカウントマネージャー: SMTP サーバーを選択したときに認証方式が更新されない問題を修正
修正
Windows: 埋め込まれた資格情報へのリンクが開けない問題を修正
修正
アドレス帳から選択した宛先が不正な形式で送信されることがある問題を修正
修正
アクセシビリティ: スクリーンリーダーがステータスバー上のアクティビティを読み上げてしまう問題を修正
修正
MailExtensions: browser.messages.updated によって IMAP メッセージを既読にすることができない問題を修正

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 6 件、重要度区分において 最高 2 件、 1 件、 2 件、 1 件が修正されている。

CVE-2020-12397
Sender Email Address Spoofing using encoded Unicode characters
CVE-2020-12387
Use-after-free during worker shutdown
CVE-2020-6831
Buffer overflow in SCTP chunk input validation
CVE-2020-12392
Arbitrary local file access with ‘Copy as cURL’
CVE-2020-12393
Devtools’ ‘Copy as cURL’ feature did not fully escape website-controlled data, potentially leading to command injection
CVE-2020-12395
Memory safety bugs fixed in Thunderbird 68.8.0


Thunderbird 68.8.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 68.8.0 についての一般的な情報は Thunderbird 68.8.0 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 68.8.0 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 60 のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。

Thunderbird 68.8.0 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 68.8.0 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
thunderbird.net
リリースノート:
Thunderbird 68.8.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-14
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox for Android 68.8 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 5 月 5 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む Android 向け Firefox のマイナーアップデート版である Firefox for Android 68.8 をリリースした。

Firefox for Android 68.8 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 7 件、重要度区分において 最高 3 件、 2 件、 2 件が修正されている。

CVE-2020-12387
Use-after-free during worker shutdown
CVE-2020-12388
Sandbox escape with improperly guarded Access Tokens
CVE-2020-12389
Sandbox escape with improperly separated process types
CVE-2020-6831
Buffer overflow in SCTP chunk input validation
CVE-2020-12392
Arbitrary local file access with ‘Copy as cURL’
CVE-2020-12393
Devtools’ ‘Copy as cURL’ feature did not fully escape website-controlled data, potentially leading to command injection
CVE-2020-12395
Memory safety bugs fixed in Firefox 76 and Firefox ESR 68.8


Firefox for Android 68.8 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、Firefox for Android 68.8 についての一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照されたい。

Firefox for Android 68.8 は Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Mozilla, Google Play
リリースノート:
Firefox for Android 68.8 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-17
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 68.8 (英語)

Firefox 76 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 5 月 5 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 76.0 をリリースした。延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 68.8.0 にアップデートされている。

Firefox 76.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
本リリースにおいて、オンラインでのログイン情報とパスワードの保護が強化された

  • ウェブサイトからの漏洩が確認される場合、Lockwise パスワードマネージャに警告が表示されるようになった;
  • あるウェブサイトから漏洩したパスワードと同じパスワードが他のウェブサイトでも利用されている場合、パスワードの更新が促されるようになった。このような脆弱なパスワードには鍵アイコンが表示される
  • 安全で複雑なパスワードの自動生成機能 が実装された;
  • ログイン情報とパスワードにはメインメニューからアクセス可能であるが、デバイスを共有する家族やルームメイトによるのぞき見を防止する機能が追加された。Firefox の マスターパスワード がセットされていない場合、Windows および macOS 版では Firefox に保存されているパスワードの閲覧には OS のアカウント認証 (パスワード、指紋、顔認証や音声認証など) が必要となる
新機能
ピクチャーインピクチャー においてマルチタスク処理が可能となり、PC 上でどのような作業を行っていたとしても、アプリケーションやワークスペースを跨いだとしてもビデオウインドウの操作が可能となった。ビデオウインドウにフォーカスが合っていれば、ダブルクリックによってそのウインドウを最大化し、もう一度ダブルクリックすることで元のサイズに戻せるようになった
新機能
VR やウェブ上でのゲームなどでより複雑な音声処理を可能とする Audio Worklet をサポート。同時にいくつかのソフトウェアで利用可能となる

  • 一例として、これにより Zoom での通話が追加のクライアント無しで可能となる
新機能
WebRender が より多くの Windows ユーザーで利用可能となった。今回は、新しい Intel グラフィックを搭載した小さい画面 (1920 x 1200 以下) のラップトップで既定で有効となる
変更
アドレスバーにおける利便性および可視性の改善のための 2 つの更新:

  • 新しいタブが開かれたときにアドレスバーフィールドの影の幅が狭くなる;
  • タッチスクリーン向けに、ブックマークツールバーのサイズが少し大きくなる
開発者
開発者ツールのレスポンシブデザインモードを利用したモバイル版での挙動のテストにおいて、ズームのためのダブルタップによるデバイスの挙動を模倣できるようになった。これはメタビューポートタグの正確なレンダリングに基づくものであり、デバイス無しで Firefox for Android に合わせたサイト開発が可能となる
開発者
開発者ツールのネットワーク要求テーブルのヘッダーをダブルクリックすることで、列の幅をコンテンツに合わせられるようになり、重要なデータを確認しやすくなった
開発者
WebSocket インスペクションが、socket.io, SignalR, WAMP などの自動的に整形されるプロトコルに加えて ActionCable メッセージプレビューをサポートするようになった

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 11 件、重要度区分において 最高 3 件、 3 件、 4 件、 1 件が修正されている。

CVE-2020-12387
Use-after-free during worker shutdown
CVE-2020-12388
Sandbox escape with improperly guarded Access Tokens
CVE-2020-12389
Sandbox escape with improperly separated process types
CVE-2020-6831
Buffer overflow in SCTP chunk input validation
CVE-2020-12390
Incorrect serialization of nsIPrincipal.origin for IPv6 addresses
CVE-2020-12391
Content-Security-Policy bypass using object elements
CVE-2020-12392
Arbitrary local file access with ‘Copy as cURL’
CVE-2020-12393
Devtools’ ‘Copy as cURL’ feature did not fully escape website-controlled data, potentially leading to command injection
CVE-2020-12394
URL spoofing in location bar when unfocussed
CVE-2020-12395
Memory safety bugs fixed in Firefox 76 and Firefox ESR 68.8
CVE-2020-12396
Memory safety bugs fixed in Firefox 76

既知の問題

未解決
Audio playback is currently not working when running the 32-bit Windows version of Firefox from a network drive. This will be addressed in an upcoming future Firefox release.

Firefox 76.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN および Mozilla Developer YouTube チャネル を参照されたい。

アップデート及びシステム要件

Firefox 76.0 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 76.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 76 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
76.0, ESR 68.8.0
リリースノート:
76.0, ESR 68.8.0
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-16 (76.0), MFSA 2020-17 (ESR 68.8.0)
修正されたバグ:
76.0, ESR 68.8.0 (英語)

Thunderbird 68.7 がリリースされた


Thunderbird

Thunderbird コミュニティは米国時間 2020 年 4 月 8 日、新機能の追加及び安定性の問題を修正した Thunderbird のマイナーアップデート版である Thunderbird 68.7.0 をリリースした。

Thunderbird 68.7.0 は Firefox 68 と同じレンダリングエンジンを搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 68.7 相当となっている。

Thunderbird 68.7.0 では、Thunderbird 60 からの自動アップグレードが行われる。カレンダーアドオンである Lightning をインストールしている場合、こちらも新しい Thunderbird に適合したバージョンへの自動アップデートが行われる。 Lightning に関して問題が発生した場合には、トラブルシューティング記事 を参照されたい。

Thunderbird 68.7.0 での新機能や改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
MailExtensions: MailExtension からメッセージの生ソースを利用可能となった
変更
MailExtensions: messages.update 関数が迷惑メールか否かをマークできるよう拡張された
変更
MailExtensions: browser.compose.begin 関数はメーリングリストには拡張されなくなった
修正
Exchange サーバーへの接続を必要とするアカウントセットアップに関する多くの改善
修正
ニュースメッセージを新しいウインドウで開いたときにスレッドが正しく表示されない問題を修正
修正
Thunderbird 60 からのアップグレードの際にアドオンが自動的に適切なバージョンに更新されない問題を修正
修正
アドオンの更新の際に新しい権限のリクエストのプロンプトが表示されない問題を修正
修正
追加の宛先パネルにキーボードからアクセスできない問題を修正
修正
アクセシビリティ: スクリーンリーダーからステータスバーが認識されない問題を修正
修正
MailExtensions: フォルダー名による messages.query が accountsRead 権限を要求しない問題を修正
修正
カレンダー: ヌルバイトを含む招待が正しくデコードされないことがある問題を修正
修正
カレンダー: キャンセルしたイベントが取り消し線付きで表示されない問題を修正

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 5 件、重要度区分において 最高 2 件、 2 件、 1 件が修正されている。

CVE-2020-6819
Use-after-free while running the nsDocShell destructor
CVE-2020-6820
Use-after-free when handling a ReadableStream
CVE-2020-6821
Uninitialized memory could be read when using the WebGL copyTexSubImage method
CVE-2020-6822
Out of bounds write in GMPDecodeData when processing large images
CVE-2020-6825
Memory safety bugs fixed in Thunderbird 68.7.0


Thunderbird 68.7.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 68.7.0 についての一般的な情報は Thunderbird 68.7.0 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 68.7.0 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 60 のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。

Thunderbird 68.7.0 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 68.7.0 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
thunderbird.net
リリースノート:
Thunderbird 68.7.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-14
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox for Android 68.7 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 4 月 7 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む Android 向け Firefox のマイナーアップデート版である Firefox for Android 68.7 をリリースした。

Firefox for Android 68.7 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 5 件、重要度区分において 4 件、 1 件が修正されている。

CVE-2020-6828
Preference overwrite via crafted Intent from malicious Android application
CVE-2020-6827
Custom Tabs in Firefox for Android could have the URI spoofed
CVE-2020-6821
Uninitialized memory could be read when using the WebGL copyTexSubImage method
CVE-2020-6822
Out of bounds write in GMPDecodeData when processing large images
CVE-2020-6825
Memory safety bugs fixed in Firefox 75 and Firefox ESR 68.7


Firefox for Android 68.7 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、Firefox for Android 68.7 についての一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照されたい。

Firefox for Android 68.7 は Google Play からダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox for Android のユーザには Google Play 経由でアップデートが提供される。

ダウンロード:
Mozilla, Google Play
リリースノート:
Firefox for Android 68.7 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-13
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox for Android 68.7 (英語)

Firefox 75 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 4 月 7 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 75.0 をリリースした。延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 68.7.0 にアップデートされている。

Firefox 75.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
検索をよりスマートに、速く行う ための多くの改良。刷新されたアドレスバー により、より少ない入力でより多くの検索結果を得られるようになった:

  • ラップトップなどの小さい画面に適した、注目しやすく整理された検索結果表示
  • アドレスバーを選択したときにトップサイトが表示されるようになった
  • 新しい検索ワードを入力したときの検索サジェストの可読性の向上
  • サジェストに Firefox でよくある問題の解決法が含まれるようになった
  • Linux: アドレスバーや検索バーをクリックしたときの挙動が他のデスクトッププラットフォームと同様になった: シングルクリックで選択済みを除くすべてを選択、ダブルクリックで単語を選択、トリプルクリックで選択済みを含むすべてを選択
新機能
Mozilla において既知のウェブ PKI 認証局証明書をローカルにキャッシュするようになった。これにより、設定が誤っているウェブサーバーとの HTTPS 互換性およびセキュリティが向上する
新機能
Linux: Flatpak 上での利用が可能となり、Firefox のインストールおよび利用が容易となった
新機能
Windows: Direct Composition の実装により、パフォーマンスが向上するだけでなく、インテルのグラフィックカードを搭載した Windows 10 ラップトップマシンにおける WebRender の利用が可能となる環境が広がる
Enterprise
macOS: OS の証明書ストアに保存されたクライアント証明書の利用の実験的なサポート。about:config から security.osclientcerts.autoload を true にすることで有効となる
Enterprise
DNS over HTTPS (DoH) を利用する TRR (Trusted Recursive Resolver) によるドメイン解決から特定ドメインを除外するエンタープライズポリシーを追加
開発者
<img> 要素の loading 属性により、ネットワークの帯域とメモリーの使用量を抑制できるようになった。既定値 “eager” ではすべての画像をすぐに読み込むが、”lazy” の場合には可視ビューポートに入るまで画像は読み込まれない
開発者
ウェブコンソールでの 即時評価 の実装により、エラーの特定、修正が容易となった。ウェブコンソールに入力された構文が外部からの影響を受けないものである限り、入力と同時に結果がプレビューされる

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 6 件、重要度区分において 3 件、 3 件が修正されている。

CVE-2020-6821
Uninitialized memory could be read when using the WebGL copyTexSubImage method
CVE-2020-6822
Out of bounds write in GMPDecodeData when processing large images
CVE-2020-6823
Malicious Extension could obtain auth codes from OAuth login flows
CVE-2020-6824
Generated passwords may be identical on the same site between separate private browsing sessions
CVE-2020-6825
Memory safety bugs fixed in Firefox 75 and Firefox ESR 68.7
CVE-2020-6826
Memory safety bugs fixed in Firefox 75


Firefox 75.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN および Mozilla Developer YouTube チャネル を参照されたい。

アップデート及びシステム要件

Firefox 75.0 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 75.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 75 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
75.0, ESR 68.7.0
リリースノート:
75.0, ESR 68.7.0
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-12 (75.0), MFSA 2020-13 (ESR 68.7.0)
修正されたバグ:
75.0, ESR 68.7.0 (英語)