MozillaZine.jp

Mozilla 関連情報の提供、啓蒙活動を行っているオンラインマガジン「MozillaZine」の日本語訳を提供しています。
リリース版 |    Firefox 83.0 ESR 78.5.0 Android 83.1.0 Focus 8.8.4 iOS 29.1 | Thunderbird 78.5.0 | SeaMonkey 2.53.5.1 |
プレビュー版 | Firefox Nightly Developer Edition Beta Android Nightly Beta | Thunderbird Nightly Beta | SeaMonkey Beta |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android | Firefox OS | iOS

SeaMonkey 2.53.5.1 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2020 年 11 月 17 日、SeaMonkey 2.53.5 リリース後に明らかとなった不具合を修正した SeaMonkey 2.53.5.1 をリリースした。

SeaMonkey
AV1 をサポートしていることの通知に関する問題を修正 (bug 1490877)
SeaMonkey
新しい macOS のサポートに関する複数の問題を修正
SeaMonkey
セキュリティとプラットフォームに関する多くの修正

SeaMonkey 2.53.5.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 22 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。ほとんどの環境において既存の SeaMonkey ユーザへの自動アップデート経由での通知および手動でのアップデートは提供されていないため、インストーラをダウンロードし既存のバージョンに上書きインストールする必要がある。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.53.5.1
リリースノート:
Release notes

Thunderbird 78.5.0 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2020 年 11 月 17 日、新機能の追加及び安定性の問題を修正した Thunderbird のマイナーアップデート版である Thunderbird 78.5.0 をリリースした。

Thunderbird 78.5.0 は Firefox ESR 78 と同じレンダリングエンジンを搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 78.5 相当となっている。

Thunderbird 78.0 より、アドオンのサポートについて大きな変更が行われている。Firefox と同様、旧式のアドオンのサポートが終了し、MailExtension 形式のみのサポートとなる。現在利用中のアドオンが更新されているか確認されたい。

Thunderbird 78.5.0 での新機能や改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
OpenPGP: 署名するメッセージに公開鍵を添付するかどうか選択できるようになった (mail.identity.default.attachPgpKey および mail.identity.idXX.attachPgpKey)
新機能
MailExtensions: “compose_attachments” コンテンツが Menus API に追加された
新機能
MailExtensions: Menus API が表示されたメッセージ上で利用可能になった
変更
MailExtensions: browser.tabs.create が “mail-delayed-startup-finished” イベントを待つようになった
修正
OpenPGP: インライン PGP メッセージのサポートの改善
修正
OpenPGP: メッセージセキュリティ情報において、検証できない鍵を「利用不可能」と表示するよう修正
修正
Chat: チャットの連絡先のメニューアイテムが機能しない問題を修正
修正
テーマと使い勝手に関する多くの改善

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 12 件、重要度区分において 2 件、 8 件、 2 件が修正されている。

CVE-2020-26951
Parsing mismatches could confuse and bypass security sanitizer for chrome privileged code
CVE-2020-16012
Variable time processing of cross-origin images during drawImage calls
CVE-2020-26953
Fullscreen could be enabled without displaying the security UI
CVE-2020-26956
XSS through paste (manual and clipboard API)
CVE-2020-26958
Requests intercepted through ServiceWorkers lacked MIME type restrictions
CVE-2020-26959
Use-after-free in WebRequestService
CVE-2020-26960
Potential use-after-free in uses of nsTArray
CVE-2020-15999
Heap buffer overflow in freetype
CVE-2020-26961
DoH did not filter IPv4 mapped IP Addresses
CVE-2020-26965
Software keyboards may have remembered typed passwords
CVE-2020-26966
Single-word search queries were also broadcast to local network
CVE-2020-26968
Memory safety bugs fixed in Thunderbird 78.5


Thunderbird 78.5.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 78.5.0 についての一般的な情報は Thunderbird 78.5.0 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 78.5.0 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 68 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。

Thunderbird 78.5.0 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 78.5.0 システム要件 を参照されたい。Firefox 78 と同様 Linux における最低システム要件が変更されており、GNU libc 2.17, libstdc++ 4.8.1, GTK+ 3.14 以降が必要となる (バージョン 68 までは GNU libc 2.17, libstdc++ 4.7 以降であった)。

ダウンロード:
Mozilla
リリースノート:
Thunderbird 78.5.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2019-44
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox for Android 83 がリリースされた


Firefox

Mozilla は 2020 年 11 月 17 日より、Firefox for Android 83 の展開を開始している。

Firefox for Android 83 での新機能や改良点は次のとおり (リリースノートおよび github の Tag 参照)。

新機能及び改良点

新機能
以下のアドオンを新たにサポート: FoxyProxy, Bitwarden, AdGuard AdBlocker, Tomato Clock, LeechBlock NG, Web Archives, Ghostery (本バージョンでサポートされるすべてのアドオンの一覧は AMO を参照されたい)

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 21 件、重要度区分において 4 件、 11 件、 6 件が修正されている。

CVE-2020-26951
Parsing mismatches could confuse and bypass security sanitizer for chrome privileged code
CVE-2020-26952
Out of memory handling of JITed, inlined functions could lead to a memory corruption
CVE-2020-16012
Variable time processing of cross-origin images during drawImage calls
CVE-2020-26953
Fullscreen could be enabled without displaying the security UI
CVE-2020-26954
Local spoofing of web manifests for arbitrary pages in Firefox for Android
CVE-2020-26955
Cookies set during file downloads are shared between normal and Private Browsing Mode in Firefox for Android
CVE-2020-26956
XSS through paste (manual and clipboard API)
CVE-2020-26957
OneCRL was not working in Firefox for Android
CVE-2020-26958
Requests intercepted through ServiceWorkers lacked MIME type restrictions
CVE-2020-26959
Use-after-free in WebRequestService
CVE-2020-26960
Potential use-after-free in uses of nsTArray
CVE-2020-15999
Heap buffer overflow in freetype
CVE-2020-26961
DoH did not filter IPv4 mapped IP Addresses
CVE-2020-26962
Cross-origin iframes supported login autofill
CVE-2020-26963
History and Location interfaces could have been used to hang the browser
CVE-2020-26964
Firefox for Android’s Remote Debugging via USB could have been abused by untrusted apps on older versions of Android
CVE-2020-26965
Software keyboards may have remembered typed passwords
CVE-2020-26966
Single-word search queries were also broadcast to local network
CVE-2020-26967
Mutation Observers could break or confuse Firefox Screenshots feature
CVE-2020-26968
Memory safety bugs fixed in Firefox 83 and Firefox ESR 78.5
CVE-2020-26969
Memory safety bugs fixed in Firefox 83

アドオン

現状では、新しい Firefox に導入できるアドオンはごく一部のものに限られている。現在利用できるアドオンは以下の通り:

  • uBlock Origin
  • Dark Reader
  • HTTPS Everywhere
  • Privacy Badger
  • NoScript Security Suite
  • Decentraleyes
  • Search by Image
  • YouTube High Definition
  • Privacy Possum
  • Video Background Play Fix
  • Google Search Fixer
  • FoxyProxy (本バージョンより)
  • Bitwarden (本バージョンより)
  • AdGuard AdBlocker (本バージョンより)
  • Tomato Clock (本バージョンより)
  • LeechBlock NG (本バージョンより)
  • Web Archives (本バージョンより)
  • Ghostery (本バージョンより)

サポート

新しい Firefox のサポートに関しては、以下の記事を参照されたい:

ダウンロード:
Mozilla, Google Play
リリースノート:
Firefox for Android 83.0 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-50

Firefox 83 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 11 月 17 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 83.0 をリリースした。延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 78.5.0 にアップデートされている。

Firefox 83 は macOS バージョン 10.9, 10.10, 10.11 をサポートしない。これらのバージョンの macOS を利用している場合には、延長サポート版 (ESR) 78.x が来年まで継続してリリースされるためそちらへ移行されたい。

Firefox 83.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
JavaScript エンジンである SpierMonkey の更新により、ページ読み込みを 15% 高速化、ページのレスポンスを 12% 向上、メモリ使用量を 8% 削減。JavaScript の一部を置き換えることにより、ウェブサイト閲覧、セキュリティ、エンジンのメンテナス性の向上を同時に実現した
新機能
HTTPS-Only モードを実装。この機能を有効にすると、Firefox の通信のすべてを暗号化された安全なものに切り替えるようになり、暗号化通信が不可能な場合には警告が表示されるようになる。オプション画面から設定可能である
新機能
タッチスクリーン機能のある Windows デバイスおよびタッチパッド機能のある Mac デバイスにおいてピンチズームがサポートされた。ウェブページの拡大縮小をピンチズームにより行うことが可能となる
新機能
ピクチャーインピクチャーにおいて、キーボードショートカットによる動画の早送り、巻き戻しがサポートされた。矢印キーにより、15 秒の早送り、巻き戻しに加えて、音量のコントロールが可能となった。サポートされているコマンドは Mozilla のサポート記事 を参照されたい
新機能
ビデオ会議に参加している場合、どのデバイス、ディスプレイが共有されるかが明示されるようになった
新機能
検索機能に関する多くの改善:

  • 検索パネル上で検索エンジンをクリックすると、検索モードが変更され、そのエンジンによる検索候補が表示されるようになった。シフトキーを押しながら検索エンジンをクリックすれば、これまで通りの挙動も可能である
  • 検索エンジンの URL が自動補完されるとき、アドレスバーの検索結果からその検索エンジンによる検索を直接行うことが可能となった
  • 検索パネルの下部に、ブックマーク、開いているタブ、履歴を検索するためのボタンが追加された
新機能
AcroForm をサポートし、PDF フォームの入力、印刷、保存が可能となった。同時にPDF ビューアーの外観も刷新された
新機能
インド国内の英語版ユーザーに対して Pocket のおすすめが提供されるようになった。機能の有効化については こちらの記事を参照されたい
新機能
Apple Silicon CPU を搭載した Apple デバイスにおいて、Firefox 83 およびそれ以降のバージョンは特別な操作なく利用可能である。バージョン 83 では、macOS Big Sur の Apple’s Rosetta 2 エミュレーションをサポートすることによってこれを実現している。将来のリリースでは、これらの CPU にネイティブ対応したコンパイルが可能となる見込みである
新機能
WebRender が Windows 7、8 および macOS 10.12 から 10.15 ユーザーで利用可能となった
修正
アクセシビリティに関する多くの修正:

  • Google Docs において、スクリーンリーダーによる段落の通知が正しく行われるようになった
  • スクリーンリーダーによって単語を読み上げているとき、句読点が正しく通知されるようになった
  • ピクチャーインピクチャーが有効になっているとき、矢印キーによるタブ切り換えが正しく行われるようになった
修正
macOS: 最小化されたウインドウのセッションの復元において、電力消費の低減によりバッテリーの寿命を改善
Enterprise
エンタープライズ用途向けの詳細は Firefox for Enterprise 83 リリースノート を参照されたい
開発者
ページインスペクター から デバッグオーバーフロー へのスクロールバッジが表示されるようになった。バッジを選択すると、オーバーフローを起こしている要素がハイライト表示され、オーバーフローバッジが付けられる
Web Platform
CSS の conic gradients をサポート。中心から広がるのではない、中心点の周りを回りながら色が変化する放射グラデーションの表示が可能となる

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 21 件、重要度区分において 4 件、 11 件、 6 件が修正されている。

CVE-2020-26951
Parsing mismatches could confuse and bypass security sanitizer for chrome privileged code
CVE-2020-26952
Out of memory handling of JITed, inlined functions could lead to a memory corruption
CVE-2020-16012
Variable time processing of cross-origin images during drawImage calls
CVE-2020-26953
Fullscreen could be enabled without displaying the security UI
CVE-2020-26954
Local spoofing of web manifests for arbitrary pages in Firefox for Android
CVE-2020-26955
Cookies set during file downloads are shared between normal and Private Browsing Mode in Firefox for Android
CVE-2020-26956
XSS through paste (manual and clipboard API)
CVE-2020-26957
OneCRL was not working in Firefox for Android
CVE-2020-26958
Requests intercepted through ServiceWorkers lacked MIME type restrictions
CVE-2020-26959
Use-after-free in WebRequestService
CVE-2020-26960
Potential use-after-free in uses of nsTArray
CVE-2020-15999
Heap buffer overflow in freetype
CVE-2020-26961
DoH did not filter IPv4 mapped IP Addresses
CVE-2020-26962
Cross-origin iframes supported login autofill
CVE-2020-26963
History and Location interfaces could have been used to hang the browser
CVE-2020-26964
Firefox for Android’s Remote Debugging via USB could have been abused by untrusted apps on older versions of Android
CVE-2020-26965
Software keyboards may have remembered typed passwords
CVE-2020-26966
Single-word search queries were also broadcast to local network
CVE-2020-26967
Mutation Observers could break or confuse Firefox Screenshots feature
CVE-2020-26968
Memory safety bugs fixed in Firefox 83 and Firefox ESR 78.5
CVE-2020-26969
Memory safety bugs fixed in Firefox 83


Firefox 83.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN および Mozilla Developer YouTube チャネル を参照されたい。

アップデート及びシステム要件

Firefox 83.0 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 83.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 83 システム要件 を参照されたい。macOS における OS 要件および Linux におけるシステム要件の変更に注意されたい。

ダウンロード:
83.0, ESR 78.5.0
リリースノート:
83.0, ESR 78.5.0
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-50 (83.0), MFSA 2020-51 (ESR 78.5.0)
修正されたバグ:
83.0, ESR 78.5.0 (英語)

SeaMonkey 2.53.5 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2020 年 11 月 13 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のメジャーアップデート版である SeaMonkey 2.53.5 をリリースした。

SeaMonkey 2.53.5 は Firefox ESR 60.6 と同じレンダリングエンジン Gecko 60 を搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 60.8/Thunderbird 60.8 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。

ユーザープロファイルの構成の変更に伴い、バージョン 2.49.5 以前からのアップグレードに際して以下の注意点がある。

  • マスターパスワードを利用している場合にはバージョン 2.53.1 以降へのアップデートの前にこれを解除する必要がある。設定メニューの「マスターパスワードを変更」から、パスワード欄を空白にすることでマスターパスワードを解除できる。「パスワードのリセット」機能を使うと、保存されているすべてのログイン情報が削除されるため注意が必要である。
  • アップデートの完了後には、プロファイルフォルダー内の key3.db および cert8.db の 2 つのファイルを削除する必要がある。これはログイン情報を含む古い形式のファイルである。

また、SeaMonkey 2.53.1 および 2.53.2 の言語パックをインストールしている場合には、アップデートの前にこれらをアンインストールしておく必要がある。 これらは SeaMonkey 2.53.x すべてに互換性があるとされているが、実際には異なるバージョンの SeaMonkey で使用すると問題が発生する。アップデート後に、バージョン 2.53.5 の言語パックをインストールする必要がある。

Chatzilla、DOM Inspector、Lightning に加え、SeaMonkey Debug and QA UI のベータ版が本リリースには同梱されている。

新機能及び改良点

このアップデートでは、Firefox ESR 60.8/Thunderbird 60.8 相当の機能修正が行われているほか、以下の SeaMonkey 固有の修正が行われている。

SeaMonkey
WebP をサポート (bug 1653869)
SeaMonkey
すべての言語版において、startpage.com を検索エンジンとして利用可能になった (bug 1655283)
SeaMonkey
AV1 をサポート
SeaMonkey
freetype2 の最新版を同梱
SeaMonkey
resizeObserver ウェブ API をサポート
SeaMonkey
Linux、macOS: rust 1.47.0 をサポート
SeaMonkey
システムの sqlite の利用を終了
SeaMonkey
プラットフォームに関する多くの一般的な修正
SeaMonkey
Lunix: gtk3 を使用するようになった。これにより問題が起きた場合には、バグを登録し Switch Linux builds to GTK3 with SeaMonkey 2.49 に関連付けされたい。SeaMonkey だけでなく Thunderbird、Firefox においても同様の問題が発生している

セキュリティ修正

本項執筆時点で、新機能および改良点の詳細は公開されていないが、 Firefox ESR 60.8/Thunderbird 60.8 相当のセキュリティ修正に加え、Firefox ESR 78.4 系列からのバックポートによるセキュリティ修正が行われている。

SeaMonkey 2.53.5 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 22 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。ほとんどの環境において既存の SeaMonkey ユーザへの自動アップデート経由での通知および手動でのアップデートは提供されていないため、インストーラをダウンロードし既存のバージョンに上書きインストールする必要がある。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.53.5
リリースノート:
Release notes

Thunderbird 78.4.3 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2020 年 11 月 11 日、新機能の追加及び安定性の問題を修正した Thunderbird のマイナーアップデート版である Thunderbird 78.4.3 をリリースした。

Thunderbird 78.4.3 での新機能や改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

修正
既定のテーマからダークテーマへ切り替え、再び既定のテーマに戻すと、ユーザーインターフェイスの一貫性が失われる問題を修正
修正
Windows 7 のクラシックテーマ環境において、マウスでホバーするとメッセージの件名が表示されなくなる問題を修正

既知の問題

未解決
起動時にメッセージ一覧にフォーカスしない

Thunderbird 78.4.3 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 78.4.3 についての一般的な情報は Thunderbird 78.4.3 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 78.4.3 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 68 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。

Thunderbird 78.4.3 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 78.4.3 システム要件 を参照されたい。Firefox 78 と同様 Linux における最低システム要件が変更されており、GNU libc 2.17, libstdc++ 4.8.1, GTK+ 3.14 以降が必要となる (バージョン 68 までは GNU libc 2.17, libstdc++ 4.7 以降であった)。

ダウンロード:
Mozilla
リリースノート:
Thunderbird 78.4.3 リリースノート
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Thunderbird 78.4.2 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2020 年 11 月 9 日、新機能の追加及び安定性の問題を修正した Thunderbird のマイナーアップデート版である Thunderbird 78.4.2 をリリースした。

CVE-2020-26950
Write side effects in MCallGetProperty opcode not accounted for


Thunderbird 78.4.2 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 78.4.2 についての一般的な情報は Thunderbird 78.4.2 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 78.4.2 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 68 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。

Thunderbird 78.4.2 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 78.4.2 システム要件 を参照されたい。Firefox 78 と同様 Linux における最低システム要件が変更されており、GNU libc 2.17, libstdc++ 4.8.1, GTK+ 3.14 以降が必要となる (バージョン 68 までは GNU libc 2.17, libstdc++ 4.7 以降であった)。

ダウンロード:
Mozilla
リリースノート:
Thunderbird 78.4.2 リリースノート
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-49
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox 82.0.3 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 11 月 10 日、デスクトップ版バージョン 82.0.2 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Firefox 82.0.3 をリリースした。延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 78.4.1 にアップデートされている。

CVE-2020-26950
Write side effects in MCallGetProperty opcode not accounted for

Firefox 82.0.3 についての一般的な情報はリリースノートを参照されたい。

Firefox 82.0.3 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。また、Windows、Mac OS X、Linux 版の既存の Firefox ユーザには自動アップデート経由でアップデートが提供されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
82.0.3, ESR 78.4.1
リリースノート:
82.0.3, ESR 78.4.1
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2020-49
修正されたバグ:
82.0.3, ESR 78.4.1 (英語)

Thunderbird 78.4.1 がリリースされた


Thunderbird

Mozilla は米国時間 2020 年 11 月 6 日、新機能の追加及び安定性の問題を修正した Thunderbird のマイナーアップデート版である Thunderbird 78.4.1 をリリースした。

Thunderbird 78.4.1 は Firefox ESR 78 と同じレンダリングエンジンを搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 78.4 相当となっている。

Thunderbird 78.0 より、アドオンのサポートについて大きな変更が行われている。Firefox と同様、旧式のアドオンのサポートが終了し、MailExtension 形式のみのサポートとなる。現在利用中のアドオンが更新されているか確認されたい。

Thunderbird 78.4.1 での新機能や改良点は次のとおり。

新機能及び改良点

新機能
複数のメールアドレスを登録しているアドレス帳からメールアドレスを選択するときに、どのアドレスを使うか尋ねるプロンプトが表示されるようになった
修正
グローバル検索の検索結果が機能しない問題を修正
修正
メッセージ編集ウインドウにおいて、ハイパーリンクを追加したときにリンクの場所が既定ではフォーカスされない問題を修正
修正
アドレス帳の詳細検索が機能しない問題を修正
修正
暗号化された下書きの件名から “Re:” プレフィックスが失われる問題を修正
修正
ニュースグループへの返信を行おうとしてもメッセージ編集ウインドウが開かない問題を修正
修正
ニュースグループにおいて複数のメッセージを削除できない問題を修正
修正
メニューの表示上の問題を修正
修正
メッセージペイン上で Ctrl + クリックによって複数のメッセージを選択したときの表示上の問題を修正
修正
macOS: ダークモードとライトモードを切り替えると文字が読めなくなることがある問題を修正

既知の問題

未解決
起動時にメッセージ一覧にフォーカスしない

Thunderbird 78.4.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。

その他、Thunderbird 78.4.1 についての一般的な情報は Thunderbird 78.4.1 リリースノート を参照いただきたい。

アップデート及びシステム要件

Thunderbird 78.4.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 68 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。

Thunderbird 78.4.1 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 78.4.1 システム要件 を参照されたい。Firefox 78 と同様 Linux における最低システム要件が変更されており、GNU libc 2.17, libstdc++ 4.8.1, GTK+ 3.14 以降が必要となる (バージョン 68 までは GNU libc 2.17, libstdc++ 4.7 以降であった)。

ダウンロード:
Mozilla
リリースノート:
Thunderbird 78.4.1 リリースノート
修正されたバグ:
Bug Fixes (英語)

Firefox 82.0.2 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2020 年 10 月 28 日、デスクトップ版バージョン 82.0.1 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Firefox 82.0.2 をリリースした。Firefox ESR 78.4.0 および Firefox for Android はこの問題の影響を受けない。

修正
特定の状況で WebSocket メッセージが重複する問題を修正 (bug 1673340)

Firefox 82.0.2 についての一般的な情報はリリースノートを参照されたい。

Firefox 82.0.2 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、85 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。また、Windows、Mac OS X、Linux 版の既存の Firefox ユーザには自動アップデート経由でアップデートが提供されるが、手動でアップデートすることも可能だ。

ダウンロード:
Mozilla
リリースノート:
Firefox 82.0.2 リリースノート
修正されたバグ:
Complete list of changes in the Firefox 82.0.2 (英語)