Thunderbird 31.4 がリリースされた
Mozilla は米国時間 2015 年 1 月 13 日、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird 31.4.0 をリリースした。
Thunderbird 31.4.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。
新機能及び改良点
- 修正
- 日本語環境の Mac OS X 版における問題点が修正された。これにより Thunderbird を 32bit モードで動作させる必要がなくなった
- 修正
- Thunderbird 内で拡張をインストールする場合、拡張をファイルとしてダウンロードしインストールする必要がなくなった
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 3 件、重要度区分において 最高 1 件、中 2 件が修正されている。
- MFSA 2015-04
- プロキシ認証レスポンスを通じた Cookie 注入
- MFSA 2015-03
- sendBeacon の Origin ヘッダ欠落
- MFSA 2015-01
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:35.0 / rv:31.4)
Thunderbird 31.4.0 で修正された全ての問題は bugs fixes (英語) を参照されたい。
その他、Thunderbird 31.4.0 についての一般的な情報は Thunderbird 31.4.0 リリースノート を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Thunderbird 31.4.0 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、ウェブサイト よりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 5 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Thunderbird 31.4.0 の利用に必要なシステム要件については、Thunderbird 31.4.0 システム要件 を参照されたい。
- ダウンロード:
- Mozilla Japan
- リリースノート:
- Thunderbird 31.4.0 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ:
- Thunderbird 31.4 で修正済み
- 修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)