イギリスの労働厚生省が Mozilla Firefox をサポートへ
CNET News.com は イギリスの労働厚生省は自身のウェブサイトを Mozilla Firefox に対応させることを計画している と報告している。この報告は 労働厚生省 の電子通信部門の幹部である Carl Mawson の言葉を引用しており、”私たちは我々の顧客によって使われているブラウザが広範囲で広がっていることに気づいている。Firefox や Opera のようなブラウザだ。私たちはこの問題に向き合い、可能な限りウェブサイトを多くのブラウザと、出来るだけたくさんのプラットフォームで動作するようにする。” と述べている。
労働厚生省は、Jobcentre Plusというウェブサイトを運営しているが、これはまだすべてが Firefox 互換というわけではない。求職検索フォーム は Microsoft Internet Explorer のみで動作するが、年内にはその他のブラウザにも互換性を持たせるよう便宜を図ることがアナウンスされている。Mozilla Reporter は、Gecko で動作しないウェブサイトを追跡しているが、Jobcentre Plus は 最も報告される動作しないサイト の記録の中にリストアップしている。
労働厚生省だけが Firefox への互換性を高めているわけではない。News.com の記事によると、ソフトウェア会社の Autodesk は、次のバージョンの MapGuide アプリケーションは Firefox をサポートするとアナウンスした。Autodesk の代表者は、Firefox のサポートが、”必要なもの!” と考えている。一方で、イギリスの電子小売りの Powerhouse と、歴史的な環境アドバイザーである adviser English Heritage は最近自身のウェブサイトを Firefox に対応させた二つの組織として名を連ねている。
News.com の記事については roseman に感謝する。Simon Eden は元の労働厚生省の Firefox のサポートする ZDNet UK の報告 を提示してくれた。この記事はほとんど News.com の版と同じだが、イギリスの読者に向けてより特化した内容になっている。
[ 原文 / 2005年8月29日(月) ]