Firefox 3.5.1 がリリースされた
Mozilla は米国時間 2009 年 7 月 16 日、安定性及びセキュリティ問題を修正した Firefox 3.5.1 をリリースした。
このアップデートでのセキュリティ修正は一件ながらも、重要度において「最高」に区分された Firefox 3.5 の Just-in-time (JIT) JavaScript コンパイラに存在した脆弱性に対する修正が行われている (MFSA 2009-41 ネイティブ関数からの深い戻り値による JIT 状態の破損)
この問題は 7 月 14 日付け Mozilla Security Blog に掲載され、Firefox 3.5 では about:config より javascript.options.jit.content を false に設定する回避策が公開されている。なお、Firefox 3.5.1 では上記問題が修正されたため、javascript.options.jit.content を true (デフォルト) に戻すことができる。
また修正された問題は 22 個、その中には MozillaZine.jp Firefox フォーラムでも話題になった Windows システム上で Firefox の起動に時間がかかる問題:Bug 501605 – very slow startup for Firefox 3.5 due to accessing IE Internet Temporary Files and Windows Temp folder の修正も含まれている。
Firefox 3.5.1 での改善や既知の問題などの一般的な情報は Firefox 3.5.1 リリースノート を、修正されたセキュリティ問題の詳細は Firefox 3.5 セキュリティアドバイザリ より、修正されたバグは Bugzilla@Mozilla – Bug List (英語) から確認することができる。
Firefox 3.5.1 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Firefox 3.5 ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “ソフトウェアの更新を確認” より手動で確認することも可能だ。Mozilla はすべての Firefox 3.5 ユーザに対して Firefox 3.5.1 へのアップデートを強く勧めている。
- ダウンロード :
- Mozilla Japan
- リリースノート :
- Firefox 3.5.1 リリースノート
- Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ :
- Firefox 3.5 セキュリティアドバイザリ
2009/07/18 - 16:11:45 -
Firefox 3.5.1リリース
Firefox 3.5.1がリリースされました。
Firefox 3.5に致命的な脆弱性(試行錯誤のすぱいらる)で書いた致命的な不具合が解消されてるようです。
リリースノートには、
* いくつかのセキュリテ…