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リリース版 |    Firefox 125.0.3 ESR 115.10.0 Android 125.3.0 Focus 125.3.0 iOS 125.2 | Thunderbird 115.10.1 | SeaMonkey 2.53.18.2 |
プレビュー版 | Firefox Nightly Developer Edition Beta Android Nightly Beta | Thunderbird Nightly Beta | SeaMonkey Beta |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android | Firefox OS | iOS

SeaMonkey 2.49.5 がリリースされた


SeaMonkey

Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は米国時間 2019 年 9 月 4 日、安定性及びセキュリティ問題を修正を含む SeaMonkey のマイナーアップデート版である SeaMonkey 2.49.5 をリリースした。

SeaMonkey 2.49.5 は Firefox ESR 52.9.0 と同じレンダリングエンジン Gecko 52 を搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 52.9.0/Thunderbird 52.9.1 相当となっている。アプリケーションの内容としては、これまで通りブラウザ、メール & ニュースクライアント、Web 開発ツールを搭載したオールインワンパッケージとなっている。

本バージョンより、Windows および Linux 向けの 64 ビット版が正式に提供される。32 ビット版をアンインストールしたうえで、64 ビット版のフルインストーラーからインストールする必要がある。

本リリースが、Firefox ESR 52 系列をベースとする SeaMonkey 2.49 系列の最終リリースとなる予定である。今後については、Firefox ESR 60 系列をベースとする SeaMonkey 2.57 の提供に取り組む間に、暫定的なリリースとして Firefox 56 系列 (Quantum アップデート前の最終系列) をベースとした SeaMonkey 2.53 をリリースする予定である。

ビルド上の問題により Chatzilla、DOM Inspector、Lightning は同梱されていないため、それぞれ AMO からダウンロードする必要がある。

新機能及び改良点

このアップデートでは、Firefox ESR 52.9.0/Thunderbird 52.9.1 相当の機能修正が行われているほか、以下の SeaMonkey 固有の修正が行われている。

SeaMonkey
Thunderbird からバックポートされた EFAIL 脆弱性に関する修正を含む、プラットフォーム全体及びメール機能に関する修正
SeaMonkey
Lunix: gtk3 を使用するようになった。これにより問題が起きた場合には、バグを登録し Switch Linux builds to GTK3 with SeaMonkey 2.49 に関連付けされたい。SeaMonkey だけでなく Thunderbird、Firefox においても同様の問題が発生している

セキュリティ修正

本項執筆時点で、新機能および改良点の詳細は公開されていないが、 Firefox ESR 52.9.0/Thunderbird 52.9.1 相当のセキュリティ修正に加え、最新の Firefox 系列からのバックポートによるセキュリティ修正が行われている。

SeaMonkey 2.49.5 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、SeaMonkey Project ウェブサイト より日本語を含む 20 言語に対応した各言語版がダウンロード可能である。ほとんどの環境において既存の SeaMonkey ユーザへの自動アップデート経由での通知および手動でのアップデートは提供されていないため、インストーラをダウンロードし既存のバージョンに上書きインストールする必要がある。

ダウンロード:
SeaMonkey 2.49.5
リリースノート:
Release notes

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