セキュリティを改善した Firefox 2.0.0.7 をリリース
Mozilla は米国時間 2007 年 9 月 18 日、安定性及びセキュリティ向上の継続的プロセスの一環である Firefox 2.0.0.7 をリリースした。
今回のアップデートでは Windows 上で特定の属性を含んだ QuickTime のメディアリンクファイルを通じたコードの実行問題が修正されている。
この問題は Firefox 2.0.0.5 で修正された Internet Explorer を通じた Firefox の起動を利用したリモートコードの実行と同種のものである。Mozilla はこの問題を重要且つ緊急として、今回は通常外のスケジュールでのリリースとなったようである。
Firefox 2.0.0.7 は、Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード できるほか、既存の Firefox ユーザーには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox ヘルプより手動で確認することもできる。
Mozilla では全ての Firefox ユーザに対し、このアップデートを強く勧めている。
加えて、現在 Firefox 1.5 系を使用中のユーザに対しては 2007 年 5 月 でサポートが終了していることから、Firefox 2.0.0.7 への早急な移行を促している。
- • ダウンロード:
- Firefox 2.0.0.7 日本語版
- • リリースノート:
- Firefox 2.0.0.7 リリースノート
- • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ:
- Firefox の脆弱性
- • QuickTime 7.1.6:
- QuickTime 7.1.6 のセキュリティコンテンツについて
- • 関連ニュース:
- Mozilla Japan ニュース – Firefox 2 の最新版 (2.0.0.7) を公開