Mozilla Firefox 2 がグッドデザイン賞を受賞
Mozilla Japan は、Mozilla Firefox 2 が 2007 年度グッドデザイン賞をコミュニケーションデザイン部門において受賞したと発表した。
Mozilla Japan 代表理事の瀧田佐登子氏は「Firefox は、ユーザがインターネットの世界で自由にコミュニケーションできる Web ブラウザを提供するというコンセプトのもと、機能とユーザビリティ、セキュリティのバランスを重視しながら制作されています。Mozilla では、グローバルに広がるオープンソースコミュニティと常に連携しながら開発・プロモーションを展開しており、今回の受賞により改めてその活動の成果が認められました。」と述べている。「今日の Firefox の成功は、コミュニティの存在なくしてはあり得ませんでした。この賞は、世界中のコミュニティのメンバーと、既存のブラウザに代わる新たな選択肢として Firefox を支持してくださっているすべてのユーザに贈られるものと思います。」
2003 年度の Opera の例もあり、ブラウザがグッドデザイン賞を受賞するのは初めてのことではないが、今回の受賞はコミュニティによるオープンソースという手法が広く受け入れられたことを示す好例であろう。