Mozilla Thunderbird 1.5.0.12 がリリースされた
Mozilla Thunderbird 1.5.0.12 は Mozilla Corporation のメールクライアントとして安定性とセキュリティアップデートを提供するために昨日リリースされた。 この最新のアップデートは Thunderbird 1.5.0.10 に取って代わる。(1.5.0.11 ヴァージョン番号は Mozilla Firefox に合わせてスキップされた)。Mozilla Developer News ウェブログは Thunderbird 1.5 の全ユーザーにアップグレードを勧めている。
セキュリティフィックスについての詳細は、Mozilla Foundation Security Advisories ページの Thunderbird 1.5.0.12 セクションにある。それらには APOP 認証 (また、SeaMonkey の Mail & Newsgroups の部品にも影響する) とメモリの損傷に関わるバグ (Firefox と SeaMonkey にも影響する) に不備がある。そして Thunderbird 1.5.0.12 のリリースはすべてが先週リリースされた Firefox 1.5.0.12 、 Firefox 2.0.0.4 、 SeaMonkey 1.1.2 and 1.0.9 のリリースを使って Thunderbird 1.5 のセキュリティを一致させる。
Thunderbird 1.5 は 4月に Thunderbird 2 に入れ替えられたが 1.5 は今年の 10 月の 18 日木曜日までセキュリティと安定性アップデートのサポートが受けられる予定だ。去年の 10 月に Firefox 2 に入れ替えられたが、それと同じくらい価値のある Firefox 1.5 のリリースのサポートは現在、段階的に廃止されている。
新しい Thunderbird 2 のアップデートの公式発表はないが、先週のリリースに関連しているセキュリティ報告にいくつかの言及を含んでいる mozilla.org ウェブサイトにポストされた Thunderbird 2.0.0.4 の着手については様々な意見がある。 Mozilla Wiki によると次の Thunderbird Community Test Day では 2.0.0.4 のリリース候補ビルドがテストされる予定だ。その Thunderbird 2.0.0.4 が来週あたりに利用可能になるという予測の中、そのテストは金曜日に行われる予定だ。
Thunderbird 1.5.0.12 は、古い Thunderbird リリースページか、Thunderbird のビルトインソフトウェアのアップデートシステムからダウンロードすることが可能だ。Thunderbird 1.5.0.12 のリリースノートにその他の詳細がある。
[ 原文 / 2007年6月5日(火) ]