公式Mozilla Corporationのウェブログ
Spread Firefoxのポストは、公式Mozilla Corporationのウェブログがすぐ始められると発表した。Mozillaマーケティングチームのプロジェクトで、新しいウェブログでニュースの公式Mozilla Corporationの方針とMozillaのエコシステムにおける開発を公開する予定だ。ウェブログの対象者にはユーザ、共同体のメンバー、ジャーナリスト、そしてウェブログ作者に広げられる予定だ。それが5月末までに始めると予想されている。
発表によると、まだ無名のウェブログにはMozillaニュース、発表、そして論評が含まれる予定だ。また、公式Mozilla Corporationの声明と報道機関への応答も含まれる予定だ。Mozillaコミュニティメンバーからのいくつかのウェブログエントリーが公式ウェブログにクロスポストされる予定だ。また、ユーザのためのチップとトリックもあるようだ。
ウェブログには、「正統でいてユーモアがある」、そして「あまりに真剣に自分達を受け止めすぎて、水をまきちらすようなことはすべきではない」とも発表されている。重大な問題(セキュリティとプライバシーは明らかに言及される)を記述するとき、ウェブログは「その問題内容によっては怒りの声が上がる」かもしれない。ウェブログが、多くの公式の法人ウェブログによって示された慎重に制御される非公式を対処させるという提案を公開した。
Mozilla CorporationのマーケティングとProduct Managementの副社長Chris Beard氏、Product MarketingのディレクターPaul Kim氏、広報代表者Mary Colvig氏、広報活動マネージャーMelissa Shapiro氏、そしてコミュニティコーディネータAsa Dotzler氏によって、そのウェブログの内容は書かれている。いくつかのポストが特定の著者によって投函されるが、公式声明は「Mozilla」へ送られるであろう。読者から貢献は送られるだろうが、マネージメントチームにはウェブログに書かれていることに関する最終決定権があるだろう。
Mozilla Corporatioは時折プレスリリースを発行するが、以前はニュースの公式ソースを一度も持ったことはない。Mozillaプロジェクトが1998年に最初に始まったとき、正式な広報の努力の成果も実際にはなく、重要な知らせはニュースグループかMozillaZine(通念とは逆に、Mozillaプロジェクトの公式代弁者もいなかった)に少数のユーザーに通常掲示されていただけだった。つい最近では、主要なニュースはますますMozillaコミュニティメンバーのおかげで維持されたウェブログの増加数によって広まっている。しかし、ウェブログポストは公式声明かたった1人の個人の意見を表すかどうかに関しては、ジャーナリストとMozillaコミュニティメンバーの両方を失望させて時々混乱が生じる。
公式ウェブログを作成することによって、Mozilla Corporationにはそれ自身の不規則に広がったコミュニティ(成長して、オープンソースの領域で最も大きいものの1つになった)と、より広い世界の両方とのコミュニケーションを改善する機会ができるだろう。しかし、主にマーケティングと、Mozillaプロジェクトに関連するニュースは、Mozilla Corporationの位置に好都合な歪曲を見える広報ツールになるだろう。「オープンソースプロジェクと公益組織として、オリエンテーションを調整したやり方で、MozillaとFirefox両方のコミュニケーションをサポートする必要がある。」と発表した。
[ 原文 / 2007年5月11日(金) ]