Thunderbird 3.1.18 がリリースされた
Mozilla は米国時間 2012 年 1 月 31 日、定期的なメンテナンススケジュールによる、安定性及びセキュリティ問題を修正した Thunderbird 3.1.18 をリリースした。
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 5 件、重要度区分において最高 4 件、低 1 件が修正されている。
- MFSA 2012-08 不正に埋め込まれた XSLT スタイルシートによるクラッシュ
- MFSA 2012-07 Ogg Vorbis ファイルデコード時の潜在的なメモリ破壊
- MFSA 2012-04 nsDOMAttribute の子ノードを削除後も参照できてしまう
- MFSA 2012-02 過度に許容されていた IPv6 リテラル構文による問題
- MFSA 2012-01 様々なメモリ安全性の問題 (rv:10.0/ 1.9.2.26)
Thunderbird 3.1.18 で修正された全ての問題は Bugzilla@Mozilla – Bug List (英語) を、Thunderbird 3.1.18 についての一般的な情報は リリースノート を参照いただきたい。
Thunderbird 3.1.18 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Thunderbird 3.1 ユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “ソフトウェアの更新を確認” より手動で確認することも可能だ。なお、Thunderbird 3.1.x は 2012 年 4 月 24 日を目処にサポート終了を予定しており、セキュリティアップデートの提供が行われなくなるため、Thunderbird 3.1 系を使用中のユーザはできる限り早い時期に最新バージョンである Thunderbird 10 への移行をお勧めする。
- ダウンロード :
- Thunderbird 旧バージョンのダウンロード
- リリースノート :
- Thunderbird 3.1.18 リリースノート
- セキュリティアドバイザリ
- Thunderbird 3.1.18 で修正済み
- Thunderbird 3.1.18 で修正されたバグ :
- Bugzilla@Mozilla – Bug List (英語)
- 旧バージョン向けアップデートについて :
- Firefox/Thunderbird 延長サポート版の提供が決定しました