SeaMonkey 1.1.19 がリリースされた
Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は、米国時間 2010 年 3 月 15 日、SeaMonkey 1.1 シリーズの最終バージョンとなる SeaMonkey 1.1.19 をリリースした。
このアップデートでは、重要度区分において最高 4 件、 高 1 件、低 1 件の合計 6 件のセキュリティ問題が修正されている。
- MFSA 2010-07 潜在的に悪用可能なクラッシュ修正の旧版ブランチへの移植
- MFSA 2010-06 SeaMonkey Mail におけるスクリプト操作可能なプラグインの実行
- MFSA 2009-68 NTLM リフレクション脆弱性
- MFSA 2009-62 RTL 文字によるダウンロードファイル名の偽装
- MFSA 2009-59 文字列数値変換によって発生するヒープバッファオーバーフロー
- MFSA 2009-49 ツリー列のダングリングポインタ脆弱性
2006 年 1 月の SeaMonkey 1.0 リリースより 4 年、 SeaMonkey 1.1 シリーズは SeaMonkey 1.1.19 のリリースをもち サポートを終了する。The SeaMonkey® Project では最近のオペレーティングシステムを利用している場合は、安定性とセキュリティ問題の更新が続けられている SeaMonkey 2 への移行を勧めている。
SeaMonkey 1.1.19 は Windows, Mac OS X, Linux 版がそれぞれ用意され、日本語版は SeaMonkey-ja Project よりダウンロード可能となっている。また、各国語版は SeaMonkey: Download & Releases よりダウンロード可能だ。
- ダウンロード:
- SeaMonkey 1.1.19 Official Builds (各国語版)
- SeaMonkey 日本語版ダウンロード
- リリースノート:
- SeaMonkey 1.1.19 release notes (英語)
- セキュリティアドバイザリ
- SeaMonkey 1.1 セキュリティアドバイザリ