Thunderbird 137.0.2 がリリースされた
MZLA Technologies は米国時間 2025 年 4 月 15 日、バージョン 137.0.1 リリース後に明らかとなった不具合を修正した Thunderbird 137.0.2 をリリースした。
通常リリース版だけでなく、延長サポート版 (ESR) も 128.9.2esr がリリースされている。
修正点
- 修正
- Linux: システムトレイアイコンを作成していると Thunderbird の起動時にクラッシュすることがある問題を修正
セキュリティ修正
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 3 件、重要度区分において 高 2 件、低 1 件が修正されている。
- CVE-2025-3522
- Leak of hashed Window credentials via crafted attachment URL
- CVE-2025-2830
- Information Disclosure of /tmp directory listing
- CVE-2025-3523
- User Interface (UI) Misrepresentation of attachment URL
その他、Thunderbird 137.0.2 についての一般的な情報は Thunderbird 137.0.2 リリースノート を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Thunderbird 137.0.2 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 137 のユーザーには自動アップデート経由で通知されるほか、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
- ダウンロード:
- MZLA Technologies
- リリースノート:
- 137.0.2, 128.9.2esr
- セキュリティアドバイザリ:
- MFSA 2025-26 (137.0.2), MFSA 2025-27 (128.9.2esr)