Thunderbird 91.8.1 がリリースされた
Mozilla は米国時間 2022 年 4 月 18 日、新機能の追加及び安定性の問題を修正した Thunderbird のマイナーアップデート版である Thunderbird 91.8.1 をリリースした。
Thunderbird 91.8.1 は Firefox ESR 91.8 と同じレンダリングエンジンを搭載しており、バックエンドも Firefox ESR 91.8 相当となっている。
Thunderbird 91.8.1 での新機能や改良点は次のとおり。
新機能及び改良点
- 修正
- smtp-js が SMTP の CLIENTID 拡張がサポートしていなかった問題を修正
- 修正
- 追加の SMTP エラーが利用者に伝達されるようになった
- 修正
- 以前サポートされていた OpenPGP 鍵タイプが利用できなくなっていた問題を修正
- 修正
- 追加の ID をインポートした後、OpenPGP 鍵マネージャーが正しい情報を表示しないことがある問題を修正
- 修正
- サーバー側のフィルターを使用中に、重複した新着メッセージ通知が表示される問題を修正
- 修正
- SMTP パスワードの入力をキャンセルすると、複数の失敗ダイアログが表示される問題を修正
Thunderbird 91.8.1 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を参照されたい。
その他、Thunderbird 91.8.1 についての一般的な情報は Thunderbird 91.8.1 リリースノート を参照いただきたい。
アップデート及びシステム要件
Thunderbird 91.8.1 は Windows, Mac, Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、50 以上の言語に対応した各国語版は 各国語版のダウンロード よりダウンロードできる。既存の Thunderbird 78 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “Thunderbird について” より手動でアップデートすることも可能だ。
- ダウンロード:
- Mozilla
- リリースノート:
- Thunderbird 91.8.1 リリースノート
- 修正されたバグ:
- Bug Fixes (英語)