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リリース版 | Firefox 65.0.1 ESR 60.5.1 Android 65.0.1 iOS 14.0 | Thunderbird 60.5.1 | SeaMonkey 2.49.4 |
プレビュー版 | Firefox Nightly 67.0 Beta 66.0 Developer Edition 66.0 Android Nightly 67.0 Beta 65.0 | Thunderbird Beta 65.0 | SeaMonkey Nightly 2.58 |
相互サポート | Firefox | Thunderbird | SeaMonkey | Lightning | Android | Firefox OS | iOS

Firefox 65 がリリースされた


Firefox

Mozilla は米国時間 2019 年 1 月 29 日、安定性及びセキュリティ問題の修正を含む Firefox のメジャーアップデート版である Firefox 65.0 をリリースした。延長サポート版 である Firefox ESR もバージョン 60.5.0 にアップデートされている。

Firefox 65.0 での新機能や改良点、セキュリティ修正、既知の問題は次のとおり。本バージョンは、コアエンジンおよびユーザーインターフェイスが刷新された「Firefox Quantum」と呼ばれる数回のリリースのうちの 9 回目となる。

新機能及び改良点

新機能
トラッキング保護の改良: よりシンプルなコンテンツブロッキング設定により、オンライントラッカーのコントロールに対する制御を標準、厳格、カスタムから選択できるようになった。再設計されたサイト情報のパネル (アドレスバーの “i” アイコンから表示) から、Firefox が検知・ブロックしたトラッカーの情報を確認できる。コンテンツブロッキングの詳細は、Mozilla Blog を参照されたい
新機能
多言語ユーザーの体験向上: 言語ごとの Firefox 自体をインストールすることなく、設定画面の 新しくなった言語セクション から、複数の言語パックをインストールし、言語の優先順位を設定できるようになった
新機能
macOS での Handoff のサポート: デバイスをまたいでのブラウジングが可能となった
新機能
Windows ユーザーのビデオストリーム体験の向上: AV1 と呼ばれる次世代のロイヤリティフリーな動画圧縮コーデックをサポートした。この新しい標準に対する Mozilla の貢献については こちらの記事 を参照されたい
新機能
WebP 画像フォーマット のサポートによるパフォーマンスおよびウェブ互換性の向上: WebP は既存のフォーマットと比較してより小さいファイルサイズで同等の画質を実現しており、帯域を節約しページの読み込みを高速化する
変更
macOS、Linux、Android におけるセキュリティの向上: スタック破壊に対するより強力な保護がすべてのプラットフォームで有効となった
変更
ウインドウが閉じられるときに警告されるようになった (再起動時のセッション復元を有効にしているか否かにかかわらず)
変更
パフォーマンス管理の向上: about:performance 内の 改良されたタスクマネージャー により、タブごと、アドオンごとのメモリ使用状況を確認できるようになった
変更
ポップアップブロックの改良により、同時に開こうとしている複数のページからの複数のポップアップを抑止できるようになった
Enterprise
Windows 向けの MSI インストーラーが 32 ビットおよび 64 ビット両対応 となり、エンタープライズ用途での利用が容易となった
開発者
Flexbox の追加サポート: 新しい Flexbox インスペクターツールにより、Flexbox コンテナーの詳細および Flex アイテムサイズが確認できるようになった
開発者
インスペクター内でのすべての CSS の変更が新しい「変更点」タブに表示されるようになった
開発者
デスクトップ環境での Storage Access API のサポート

セキュリティ修正

このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 7 件、重要度区分において 最高 3 件、 3 件、 1 件が修正されている。

CVE-2018-18500
Use-after-free parsing HTML5 stream
CVE-2018-18503
Memory corruption with Audio Buffer
CVE-2018-18504
Memory corruption and out-of-bounds read of texture client buffer
CVE-2018-18505
Privilege escalation through IPC channel messages
CVE-2018-18506
Proxy Auto-Configuration file can define localhost access to be proxied
CVE-2018-18502
Memory safety bugs fixed in Firefox 65
CVE-2018-18501
Memory safety bugs fixed in Firefox 65 and Firefox ESR 60.5


Firefox 65.0 で修正された全ての問題は Mozilla.org bugs fixes (英語) を、一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN を参照されたい。

アップデート及びシステム要件

Firefox 65.0 は Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロード可能となっている。また、80 以上の言語に対応した各国語版は 次世代ブラウザ Firefox – 各国語版のダウンロード よりダウンロード可能となっている。また、既存の Firefox 4 以降のユーザには自動アップデート経由で通知されるが、Firefox メニューの “Firefox について” より手動でアップデートすることも可能だ。
Firefox 65.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 65 システム要件 を参照されたい。

ダウンロード:
65.0, ESR 60.5.0
リリースノート:
65.0, ESR 60.5.0
セキュリティアドバイザリ:
MFSA 2019-01 (65.0), MFSA 2019-02 (ESR 60.5.0)
修正されたバグ:
65.0, ESR 60.5.0 (英語)

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