mozilla 24 に “インターネットの父” Vinton Cerf 氏参加決定
未だに詳細を掴みきれない「mozilla 24 ~ Worldwide Continuous Event ~」だが、いよいよ米国においても本格化する動きが見えてきた。
まず、mozilla 24 の米国における拠点として、スタンフォード大学(http://www.stanford.edu/) が決定した。mozilla 24 では、スタンフォード大学において開催される開発者向けのイベント「Mozilla Developer Day」をリアルタイムでインターネット配信する。同大学のインターネット社会研究所創設者の Lawrence Lessig 氏の参加も明らかになった。
また、mozilla 24 最終セッションには、米 Google 社の副社長兼チーフ・インターネット・エンバンジェリストであり TCP/IP の開発者として “インターネットの父” とも呼ばれる Vinton Cerf 氏が参加することになった。対談する相手は mozilla 24 実行委員でもあり、インターネット研究の第一人者としても著名な慶應義塾大学環境情報学部教授 村井純氏と Mozilla Corporation CEO である Mitchell Baker 氏だ。
ちなみに、この対談は WIDE Project, School on the Internet Working Group(SOI) の遠隔授業システムによって実現されるもので、今回初めて、慶應大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構 グローバルメディアスタジオとスタンフォード大学が DTVS(Digital Video Transport System, RFC3189) で接続されることになる。
来週には、最終決定されたコンテンツが発表され、米国・欧州との連携も見えて来ることだろう。