Bugzilla 2.20 がリリースされ、bugzilla.mozilla.org が更新された
Mozilla のバグ追跡ソフトウェアである Bugzilla の バージョン 2.20 がリリースされた。
Bugzilla 2.20 の新機能のページ には、このリリースの改善点についてのより詳細な情報が掲載されており、PostgreSQL の実験的なサポート (これまでは MySQL だけがサポートされていた)もなされており、同時に新しいユーザインターフェースのスタイルも導入されている。さらに詳細な情報については、Bugzilla 2.20 のリリースノート を見なさい。
先週末、Mozilla Foundation 自身がインストールしている Bugzilla である bugzilla.mozilla.org が、バージョン 2.20 にアップグレードされた。今回の最も目立つ変更点は外見であり、これは mozilla.org のウェブサイトの現在のデザインによりフィットしている。ユーザは現時点でたくさんの Bugzilla 2.20 の改善点を利用する事が出来る。例えばバグリストの RSS 1.0 フィードや、古くなった添付ファイルに関する実行されていないリクエストの自動キャンセルといったものだ。詳細な情報とアップグレードに起因する問題の報告方法の詳細については、bugzilla.mozilla.org の Bugzilla 2.20 へのアップグレード のページを見なさい。
Bugzilla 2.20 に加え、Bugzilla チームは 2.18 シリーズのマイナーアップデートである、Bugzilla 2.18.4 もリリースした。より詳細な情報は、Bugzilla 2.18.4 のリリースノート で見つけられる。新しい開発スナップショットである、Bugzilla 2.21.1 も、テスターに向け公開されている。
Juha-Matti Laurio は、二つの脆弱性が Bugzilla に発見されたと伝えた。ひとつは flaw allows Bugzilla ユーザが機密のプロジェクト名を発見する事が出来てしまうバグで、もう一方は、非表示であるはずのユーザネームが流出してしまうという脆弱性 だ。これらの問題は両方とも、Bugzilla の 2.20, 2.18.4 そして 2.21.1 で修正されている。詳細は、
バージョン2.20, 2.18.4 そして 2.21.1 の Bugzilla セキュリティアドバイザリ に掲載されている。古い 2.16 のブランチは影響を受けない。
2005 年 9 月 30 日 の Bugzilla ステータスアップデート には、には、3つのリリースについての情報とプロジェクトの最近の開発に関するニュースが含まれている。ハイライトには、新しい Bugzilla QA チームに関する詳細と Oracle が Bugzilla を Oracle データベースに移植するために共同作業をしているというアナウンスが掲載されている。
[ 原文 / 2005年10月26日(水) ]