eWeek が Mozilla Thunderbird 1.5 ベータをレビュー
eWeek は Mozilla Thunderbird 1.5 ベータ のレビュー を掲載した。レビュワーの Steven J. Vaughan-Nichols は、”beta 1 に続くバージョン” を参照した、と述べており、我々はこれは 1.5 べータ 1 と 1.5 ベータ 2 の間のブランチのナイトリービルドを意味しているのではないかと仮定している。自らを “Thunderbird と憎愛関係にある” と述べる Vaughan-Nichols は、スピードの改善、メモリ消費、メッセージ検索と複数の SMTP サーバのハンドリングなどの改善を賞賛し、彼は “Outlook Express や Qualcomm の Eudora などその他の個人エンドユーザ向け電子メールプログラムよりも Thunderbird を推奨する” と述べている。彼は新しいフィッシング見地と受信メッセージからの添付ファイル削除機能も気に入っている。
しかし、Vaughan-Nichols は Thunderbird はまだ大きな組織での使用には向いていないとまとめている。彼はカレンダーとスケジュール機能を主要なバグとして引き合いに出している。だが、Lightning プロジェクトがこの状態を改善するだろうと期待している。彼は Thunderbird は Micorosoft 拡張の MAPI 技術もサポートして欲しいと期待しており、それにより Exchange とのよりよい相互運用性をもたらす。現時点では、Vaughan-Nichols はエンタープライズユーザは Novell Evolution を使い続ける事を推奨している。
[ 原文 / 2005年10月18日(火) ]