SeaMonkey 2.0.9 がリリースされた
Mozilla Application Suite の開発をコミュニティベースで継続している The SeaMonkey® Project は、米国時間 2010 年 10 月 20 日、SeaMonkey 2.0.9 をリリースした。
このアップデートでのセキュリティ問題への修正は合計 9 件、重要度区分において最高 5 件、高 2 件、中 1 件、低 1 件が修正されている。これは、Firefox 3.5.14 および Thunderbird 3.0.9 と同等の修正である。
- MFSA 2010-72 安全でないデフィー・ヘルマン鍵共有
- MFSA 2010-71 安全でないライブラリの読み込みに関する問題
- MFSA 2010-70 SSL ワイルドカード証明書が IP アドレスに一致してしまう
- MFSA 2010-69 モーダルな呼び出しを通じたクロスサイト情報漏えい
- MFSA 2010-68 Gopher パーサによる href 属性のパースから生じる XSS
- MFSA 2010-67 LookupGetterOrSetter におけるダングリングポインタ脆弱性
- MFSA 2010-66 nsBarProp における解放後使用の問題
- MFSA 2010-65 document.write を用いたバッファオーバーフローとメモリ破壊
- MFSA 2010-64 様々なメモリ安全性の問題 (rv:1.9.2.11/ 1.9.1.14)
このバージョンでの修正や新機能は SeaMonkey 2.0.9 Release Notes (英語) より確認できる。
SeaMonkey 2.0.9 は Windows, Mac OS X そして Linux 版が用意され、SeaMonkey Project より各国語版がダウンロード可能となっている。
- ダウンロード:
- SeaMonkey Project
- リリースノート:
- SeaMonkey 2.0.9 (英語)
- セキュリティアドバイザリ:
- SeaMonkey 2.0 セキュリティアドバイザリ
2010/10/27 - 00:17:23 -
遅くなりましたが、更新しました。
http://www.seamonkey.jp/ja/releases/seamonkey2.0.9/