Mozilla 1.7.12 (英語版) がリリースされた
セキュリティと安定性の更新版である、Mozilla 1.7.12 が公開され、ダウンロード出来るようになった。含まれている修正は、国際化ドメイン名(IDN)のリンクバッファオーバーフローの脆弱性 と、Linux のコマンドライン URL のパース時の不具合 だ。その他のセキュリティと安定性の変更もあり、特定のプロクシ自動設定スクリプトを使用した際のクラッシュも修正されている。それにくわえ、過去の 1.7.x nセキュリティアップデートで生じたバグの再発も解決されている。もし、Mozilla Firefox 1.0.7 の記事 でこれらの記述に聞き覚えがあるのなら、それはこれら二つのリリースで修正された内容のほとんどが同一であるからだ。
様々な Mozilla 1.7.12 のビルドは、Mozilla Application Suite の製品ページ、Mozilla 1.x のリリースページ、そして ftp.mozilla.org の mozilla1.7.12 のディレクトリ からダウンロードできる。Mozilla 1.7.12 Release Notes で利用できるこのバージョンについての詳細な情報には、what’s new のリストも含まれている。おおまかな Mozilla 1.7.12 changelog と、Mozilla Foundation の既知の脆弱性のリスト も数日の間に更新されることが期待される。
更新: 記事の脆弱性のページは更新され、3つの Firefox 1.0.7 に関連するセキュリティアドバイザリが発行された: MFSA 2005-57(日) では、IDN リンクバッファオーバーフローの問題に触れ、MSFA 2005-59(日)ではLinux コマンドライン URL のパース時の脆弱性について、そして MSFA 2005-58(日)ではこのリリースでのそのほかのセキュリティの修正について触れている。このニュースに関しては Juha-Matti Laurio に感謝する。
[ 原文 / 2005年9月22日(木) ]