今年前半は IE よりも Firefox の方に脆弱性が多くみられた
dazzle によると: “Computer Weekly は Firefox の方が Internet Explorer よりも多くの脆弱性を抱えていた ことが報告されている。
この UK ベースの IT トレード出版での報告によると: “今年は今のところ、Microsoft の Internet Explorer よりも Firefox ブラウザの方により多くのセキュリティ脆弱性が見られた。” と述べている。ここにはなんの統計の情報源も示されていないが、それは Secunia のようなセキュリティアドバイザリサービスに依るものかも知れない。2005 年の Secunia の Firefox 1.x の脆弱性の報告 では、17 個のセキュリティホールがあると述べている。一方で、2005 Secunia の Internet Explorer 6.x の脆弱性 は 9つの脆弱性しか報告されていない。もっとたくさんの未パッチの IE 脆弱性は存在し、また全てのセキュリティホールが同じ危険度を持っていないということにも気をつけて欲しい。3月に、インターネットセキュリティ脅威報告 Vol.7を発行し(シマンテックからこのデータをダウンロードするには、自分の個人情報の詳細を提供する必要がある)、これは2004年の後半をカバーしている。この報告によると: “ブラウザに影響する脆弱性の発見は増加傾向にあり、この期間にドキュメント化された Mozilla の脆弱性は、Microsoft Internet Explorer のそれよりも多い…2004年の7月1日から12月31日の間、Symantec は Microsoft Internet Explorer に 13 の脆弱性を報告した。これは同期間に報告された Mozilla Browser に影響する 21 の脆弱性よりも明らかに数の上で少ない。Opera に関しては 6件、Safari に関しては一件も報告されていない。”(この抜粋は、四月の Langa Letter: The Pros And Cons Of Firefox 3ページ目 に掲載されている。)
[ 原文 / 2005年7月30日(土)]
2005/08/03 - 15:31:27 -
「脆弱性の報告はブラウザの増加傾向に影響を受けており、」は、「The discovery of vulnerabilities affecting browsers」だと思われますが、「ブラウザに影響する脆弱性の発見は」となります。
「もとたくさんの未パッチの IE 脆弱性は存在し、」は、typo でしょうか?
2005/08/04 - 15:52:23 -
ご指摘の通りです。修正させていただきました。ありがとうございました。