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Mozilla は米国時間 2009年 3 月 27 日、セキュリティと安定性に関する問題を修正した Firefox 3.0.8 をリリースした。

このリリースは Firefox 3.0.7 リリース後に発見された重要な問題を修正した緊急リリースであり、通常のスケジュールとは異なる。
セキュリティ面では重要度区分において「最高」に区分される以下 2 件の問題が修正されている。

• MFSA 2009-13 XUL ツリー要素を通じた任意のコード実行
• MFSA 2009-12 XSL トランスフォーメーションの脆弱性

修正された重要な Bug には上記セキュリティ問題に関わる Bug 485217 – (CVE-2009-1169) Exploitable crash in [@txMozillaXSLTProcessor::TransformToDoc ]、iframe にリンクされた xml ファイルと xsl transform を使ったエクスプロイトコードの実行により Firefox をクラッシュさせることが可能となる問題が含まれる。

この問題はリリース済みである Firefox 3.1 Beta 3 にも関係するのだが、対策は Firefox 3.5 Beta 4 のリリースを待たなければならない。Firefox 3.1 Beta 3 を利用しているユーザはこのことに留意しておく必要がある。

Firefox 3.0.8 での改善や一般的な情報については Firefox 3 リリースノート を、修正されたセキュリティ問題の詳細は Firefox 3.0 セキュリティアドバイザリ より確認することができる。
Firefox 3.0.8 は、Windows, Mac そして Linux 版が用意され、Mozilla ウェブサイトよりダウンロードできるほか、既存の Firefox 3 ユーザーには自動アップデート経由で通知されるが、ヘルプメニューの “ソフトウェアの更新を確認” より手動で確認することも可能だ。

ダウンロード:

Mozilla Japan

リリースノート:

Firefox 3 リリースノート

Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ:

Firefox 3.0 セキュリティアドバイザリ

カテゴリ： MozillaZine
投稿者： Hide Kay
投稿日時： 2009/03/29 日曜日 - 10:54:38
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