最初の Lightning ロードマップが発行
Lightning カレンダープロジェクトの最初のロードマップ が、 Dan Mosedale によって発行された。このドキュメントは、現在は歯抜けの部分が多いが、Mozilla Thunderbird のカレンダー化とスケジューラ化のアドオンのための基本的な計画を設定しており、Lightning 0.1 (今年の 11月を目標にしている)、Lightning 0.2、そして将来へのに向けての目標を特定しいる。
このロードマップでは、Lightning 0.1 はローカルなカレンダーと、WebDAV を通じてアクセスされた場合に、データが消えるバグがないことおよび”基本的な機能を dogfood(暫定的な内部テスト用のソフト) として利用出来る” ことが必要だと述べている。独立した Lightning 0.1 のために成すべき事のリスト も公開されており、ここにはナイトリービルドと最低でもひとつのリリース候補の予定があると書かれている。さらに将来を見ると、Lightning 0.2 は Thunderbird との親和性を高め(リンクが電子メールと IMAP サポートを行えるようにすることを含む)、CalDAV への改善された機能を提供する。さらに将来は、ローカライゼーションのサポートや、オフラインでの使用のためのカレンダーのキャッシュ、デバイスの同期などを予定している。
Thunderbird を企業ユーザにとってもっと魅力的にする努力として Lightning プロジェクトは昨年の遅くにアナウンスされた。将来の計画についての詳細は、Lightning の wiki ページ を見なさい。
[ 原文 / 2005年9月24日(土) ]